さすが我らが奈良県警。
彼等のロジックはこうです。
!自分たちは違反取締りを強化している
!なので、死亡事故は増えてても
取締りの実施方法や
警察組織に問題はない。
警察組織に問題はない。
民間つとめのワタクシからすると
すでに常軌を逸してしまった人の思考様式です。
交通違反取締りは事故を撲滅するために実施することです。
取締りを強化しても事故が
減らせないのはなぜなのか?
交通事故件数に応じて交付金額が
決定される現在の予算付与システムに
目がくらんだ警察は
決して縄張り内の事故件数を
減らしたくないから。
だからこそ交通事故に
直結しない交通違反を
優先的に取り締まるわけです。
それにつきます。
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昨年11月下旬以降、県内で交通死亡事故が急増していることを受け、荒井正吾知事は15日、「交通死亡事故多発警報」を発令して県民に注意を呼び掛けた。同警報の発令は初めて。
県警交通企画課によると、昨年11月23日~今月14日までの84日間で、県内では交通事故により22人が死亡した。年間死者数に換算すると100人に迫るハイペースだといい、同課は「取り締まり強化などの対策を講じているのに多発傾向が長期間続いている」と危機感を募らせている。
県警は警報発令に先立つ14日に緊急対策会議を開き、街頭活動の強化など一段の死亡事故抑止に取り組むことを確認している。
毎日新聞 2012年2月16日 地方版