さすが我らが栃木県警。
我々ドライバーに対する情報操作に抜かりはありません。
つまり、速度超過=事故に直結する悪事
という構図を神格化したいわけですね。
そうすることで、速度違反取締りは
交通安全実現を目的とした
正義の施策であると
訴えたいわけです。
しかし、実際問題として
交通死亡事故の8割は
速度超過ではなく
安全運転義務違反を原因として
発生しており、
運転者・同乗者の死亡者減少は、
速度違反車両が減少したわけではなく、
車両そのものの安全対策進化による
恩恵が大きいという事実に触れないところが、
栃木県警の粗末な情報操作ぶりを
物語りますね。
・・・・ところで、ペースメーカー車が
追いつかれた車の義務違反として
110番通報された場合、遵法精神あふれる
栃木県警はやはり切符をきるんでしょうか。笑
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車の速度を抑えて重大事故の減少につなげようと、県警などは2012年度、制限速度を守って公道を走る「ペースメーカー車」を導入する。県内の事業所などに依頼し、車にペースメーカー車を示すステッカーを貼って制限速度を守ってもらうことで、後続車の速度も抑える狙い。同様の取り組みを行う他県で死亡事故が減少した例もあり、本県でも効果が期待されている。
県警交通企画課によると、11年に県内で発生した交通事故の死者111人のうち、速度の出し過ぎが原因とされる死者は13人で前年比4人増。また四輪乗車中の死者は52人に上り最多だった。
同課は「速度の出し過ぎは危険の発見が遅れ、車の制御が困難になる。衝突時の衝撃も大きくなり、重大事故につながる」とし、スピードダウン運動に取り組むことにした。
ペースメーカー車は県内に約7千ある安全運転管理者選任事業所のほか、運送や宅配業者、県、市町などに依頼、ステッカーを配布する方針だ。一般県民の協力を得ることも検討している。
11年4月にペースメーカー車を導入し、約3千台にステッカーを配布した山口県警によると、11年中の死者数は前年比22人減の74人で、統計の残る1951年以降で最少を記録。死亡事故直前の平均速度も時速46・8キロで、前年より4・4キロ遅くなったという。
(2月17日)