もはや茶番としか言えませんね、島根県警。
「16人のうち11人が65歳以上の高齢者で、
うち7人が夜間歩行中にはねられた。」
にもかかわらず、
その対策と題して、速度超過と一時停止無視を取り締まるわけですから。
もしも、高齢者の事故原因が、速度超過や一時停止無視なら理解もしますが、
全国統計的には安全運転義務違反(速度超過や一時停止違反が
認められない場合に適応される違反)が人身事故の7割をしめる要因です。
しかしながら、安全運転義務違反は取り締まることが難しい違反です。
ならば、どのように対処するかを考えることなく
単純に取締り易いスピード違反や一時停止違反を
強化すると宣言するあたりに、
警察組織の限界と不誠実さを感じざるを得ません。
みなさなんはどのようにお考えでしょうか?
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島根県内で交通死亡事故が相次いでいる。ことしに入り21日までに16件発生し、16人が死亡。県警は、県が12日に発令した交通死亡事故多発警報に伴う緊急対策を、当初の21日までの10日間から、25日までの2週間に延長した。
死者16人は前年同期比4人増。年間死者数が過去5年で最多だった2007、08年(ともに42人)に匹敵するペース。県警は緊急対策として、速度超過や一時停止無視などの違反取り締まりを強化している。
県警によると、16人のうち11人が65歳以上の高齢者で、うち7人が夜間歩行中にはねられた。いずれも反射材を着用していなかったという。
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