さすが我らが神奈川県警。
白バイにドライブレコーダを装備するそうです。
大義名分は「ひったくり捜査に貢献する」とのこと。
証拠保全するという意味では、
ワタクシ個人的には大賛成です。
ホントに危険な運転者は現行犯でなくとも
画像を使ってがんがん検挙すべきだと思います。
実際問題として、この新装備の
運用次第となります。
ワタクシの悲観的な予測通り、この装備を
警察の利権維持を目的に運用するならば、
踏切の死角に待ち伏せして
「ほら、停止していないじゃないか!」とか、
流れの速い都会の直線道路を走行する原付を
追いかけ回して、停止させた挙げ句、
ご老公の印籠よろしく「証拠はこれだ!」
と容疑者に見せびらかせて
恫喝ツールと化す光景がありありと
目に浮かびます。
逆に、小田原厚木道路を180km/h以上で走行しながら
追い上げ検挙するようなときは、
「ドライブレコーダーは動作していなかった」として、
裁判の証拠として提示することはない得ないでしょう。
・・・もしも「正しく運用」するならば、
取り締まる白バイ警官のモラルを牽制するよう
利用することもできると思います。
しかし、泥棒が自らの手で
自分の手足に手枷足枷を装着して
犯行におよぶことはないかの如く、
警察組織がこの装備を
国民の正義に役立てるような運用は
決してしないでしょう。
一体、行政はどこまで腐敗するのでしょうか・・・。