岩手県警久慈署がどこまで事実を発表しているかは
甚だ疑問ではありますが、本件はいわゆる
「(住所提示がないため)逃亡の恐れがある」
を根拠とした逮捕だと思われます。
犯罪捜査規範219条では、
交通法令違反による逮捕は避けるよう
規程されていますから、
警察側としては免許証不提示による
逃亡の恐れを逮捕の要件にせざるを
得ないので、
そのように事実をねじ曲げて発表した
可能性は大いにあります。
検挙時の音声・映像記録が保全できなければ、
たとえいきなり逮捕だったとしても
ワタクシ達一般ドライバーが
警察の組織犯罪を覆すことは不可能です。
(複数の警官で口裏あわせて証言しるからです)
このような細かいことで逮捕される
リスクをおうことは馬鹿馬鹿しいので、
懸命な読者諸兄が万が一検挙された場合は、
・検挙時は、免許提示の上、
逃亡の恐れが無いことを宣言する。
・検挙の模様をドライブレコーダ、
ICレコ-ダで必ず保存。
これを徹底することで、
警察官に至極まっとうな対応をもたらし、
ワタクシ達のリスクを
最小化することができます。
これらは小さい小さい備えではありますが、
有事の際にきっちり機能させることができれば、
最大の防御力を発揮します。
まさに「継続は力」ですね。
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毎日新聞 2012年1月10日 地方版
岩手県警久慈署は9日、八戸市糠塚、八戸市庁南浜支所長、本宮豊容疑者(56)を道交法違反(速度超過)容疑で現行犯逮捕した。
容疑は同日午前11時20分ごろ、岩手県洋野町の国道45号で、法定速度を18キロ超える68キロで乗用車を運転したとしている。
同署によると、パトカーを止めて取り締まり中だった警察官が違反を見つけて本宮容疑者の車を停止させた。本宮容疑者はいったん車から降りてパトカーの近くまで来たが、免許証を提示しないまま車に戻ろうとしたため逮捕した。【鈴木久美】