PC遠隔操作事件捜査と、
交通違反検挙時における捜査は
全く同じ思想に基づいています。
彼等(警察、検察)は、
真実が欲しい訳では決して無く、
検挙数と刑事裁判での
勝率だけに
腐心しているということです。
なんとしても、捜査書類上の
体裁を整えて、
裁判で有罪判決を勝ち取る。
それだけです。
無実である被疑者達が、
なぜにみずから容疑を認める「供述」を
したのでしょうか?
逮捕監禁下の密室という環境を利用して、
被疑者を脅しすかして署名させた以外に、
よい案を持つ方がおられれば、
是非とも警察にアドバイスされると
喜ばれると思います。
これが我が国の治安維持を担う
組織の悲しい実情です。
真実の解明よりも、自組織の
業務効率や
威厳保持を優先する
腐敗組織。
それが現在の警察・検察の実態です。
現在の交通違反取締り方法を知るみなさんなら、
釈迦に説法かもしれませんね。
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http://blog.goo.ne.jp/rakuchi
http://mainichi.jp/select/news/20121019k0000m040093000c.html
「おわびを含めた適切な対応を取る」。他人のパソコンを遠隔操作してネット上に犯罪予告が書き込まれた事件は、警察組織のトップが「誤認逮捕の可能性が高い」と認める異例の事態に発展した。逮捕された4人の取り調べが適正だったのか疑問視する声も強い。
挑発的な「犯行声明」に翻弄(ほんろう)された警視庁、大阪府警、神奈川、三重両県警の合同捜査本部の捜査は19日から本格化する。捜査は難航が予想されるが、捜査幹部は「大きく揺らいだ警察の威信を取り戻すには、真犯人の検挙しかない」と強調した。
警視庁は威力業務妨害容疑で逮捕した福岡市の無職男性(28)=9月下旬に釈放=と19日に面会する予定だ。供述が二転三転していたことに加え、捜査員が逮捕状を示しながら上申書を書かせた疑いも浮上しており、取り調べが適正だったかの検証も進めている。
神奈川県警は、横浜市ホームページ(HP)に小学校襲撃予告を書き込んだとして威力業務妨害容疑で逮捕し、その後に保護観察処分となった男性(19)から17日に話を聞いた。事件への関与を否定したという。
少年事件に詳しい大阪弁護士会の工藤展久弁護士は「とんでもない話だ。少年は成人に比べ、捜査員に誘導されて、身に覚えのないことでも認めてしまう。今回の事件で少年特有の問題が改めてクローズアップされた。今後、捜査を検証する必要がある」と指摘する。
大阪市HPに「大量殺人をする」と書き込んだとして逮捕された大阪府のアニメ演出家、北村真咲(まさき)被告(43)は、一連の事件で逮捕された4人の中で唯一起訴された。大阪地検は近く、北村さんの起訴を取り消す方向で大阪高検との協議に入るとみられる。起訴の取り消しは異例だが、ある検察幹部は「速やかに対応しなければならない」と話す。
伊勢神宮の爆破を予告する書き込みをしたとして、津市の無職男性(28)を威力業務妨害容疑で逮捕した三重県警は、男性の協力を得ながら、PCがウイルスに感染した経緯などを慎重に捜査している。釈放後、男性の父親は取材に対し「息子の無実を信じている。生活をかき乱す卑劣な犯行」などと話していた。【山田麻未、谷口拓未、内田幸一、堀江拓哉】