2012年1月16日月曜日

スピード違反 19㌔オーバーで逮捕


当事者以外、検挙現場で何があったかは分かりません。

だからこそ、行政組織が市民を拘束するにいたった
経緯の説明は必要でしょう。

犯罪捜査規範では、
交通法令違反での逮捕を
極力避けるよう明記されています。

にもかかわらず、「極めて悪質」な19km/hの速度超過で
あっさり破っているのですから。

それを、
現場の判断で逮捕した
の一言で済ませる意味がわかりません。
彼等は彼等が持つ権限とその行使について
自覚をしているとは思えません。


もちろん、これがマスコミに取り上げられるようなことがあれば、
「運転者が免許書の提示を拒み、逃走の意図がみられたため・・・」
という公式見解が発表されるでしょう。


しかし、それが事実か否かを証明することは
極めて難しい状態です。
なぜなら、警察は証拠保全をしていないからです。
(したがらないからとも言えます)

さらに、警察は警察官複数名の
証言を合わせて、自らの供述は事実で
あると主張します。

そして極めつけは、それをあっさりと
認める裁判所・・・・。


これは取締りシステムが腐敗しているとしか
ワタクシには表現が見つけられません。


このような事案を見るたびに、
私たちのできる自衛は、
ICレコーダ、ドライブレコーダを搭載し、
有事に備えることしかないと
改めて思いしらされます。


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和歌山新報
01月11日 16時35分[事件・事故]
和歌山北署は10日、 和歌山市のトラック運転手の男 (37) を道交法違反 (速度違反) の容疑で現行犯逮捕した。
 同署によると、 男は同日午後9時8分ごろ、 普通乗用車を運転し、 法定速度50㌔の市道を19㌔オーバーの69㌔で走行した疑い。 容疑を認めているという。 速度違反での逮捕は珍しく、 「現場の判断で逮捕した」という。



2012年1月11日水曜日

オービスにVサイン、速度超過常習 大阪府警、容疑の男逮捕


オービスによる検挙は、
写真という物証をともなうため、
否認をしたところで起訴される可能性が高くなります。

裁判所が警察の追認機関でしかない
我が国においては、
例え正統な理由で争ったとしても、
客観的な物証がなければ、
無罪判決がでる可能性は極めて
難しい事案となります。


しかし、特に大都市圏において、
移動するオービスはほとんどありませんので、
事前に設置場所さえ把握しておけば
検挙を100%防ぐことができます。

正式裁判にて、
「現代日本における速度制限自体がおかしい!」
と物申したい方以外は、
このような行為は避けることをお勧めします。

例えバイクであっても、回数を重ねればこのように
暇で仕方がない警察に追いかけ回されますので。

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速度違反自動監視装置(オービス)が設置された国道で大型バイクに乗って速度超過をしたとして、大阪府警交通指導課は10日、大阪府箕面市西宿2の美容院経営、岡畠道浩容疑者(50)を道交法違反の疑いで逮捕した。
 バイクは前にナンバープレートがなく、オービスでの摘発は難しい。
 同課によると、昨年12月までの約2年間に同府豊中市の国道423号のオービスに計19回、ハーレー・ダビッドソン社製のバイクに乗る同容疑者とみられる男が写っており、Vサインをする画像もあったという。
 このため府警は待ち伏せ捜査を実施。速度超過する似たバイクのナンバーを突き止め、ヘルメットの特徴などから岡畠容疑者を特定した。同容疑者は「ナンバーが写らないので捕まらないと思った」と供述している。


2012/1/11 2:23 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E3E2E2E08B8DE3E2E2E3E0E2E3E09391EAE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5

2012年1月10日火曜日

道交法違反:八戸市支所長を速度超過容疑で逮捕--岩手県警久慈署 /青森

岩手県警久慈署がどこまで事実を発表しているかは
甚だ疑問ではありますが、本件はいわゆる
「(住所提示がないため)逃亡の恐れがある」
を根拠とした逮捕だと思われます。

犯罪捜査規範219条では、
交通法令違反による逮捕は避けるよう
規程されていますから、

警察側としては免許証不提示による
逃亡の恐れを逮捕の要件にせざるを
得ないので、
そのように事実をねじ曲げて発表した
可能性は大いにあります。


検挙時の音声・映像記録が保全できなければ、
たとえいきなり逮捕だったとしても
ワタクシ達一般ドライバーが
警察の組織犯罪を覆すことは不可能です。
(複数の警官で口裏あわせて証言しるからです)


このような細かいことで逮捕される
リスクをおうことは馬鹿馬鹿しいので、
懸命な読者諸兄が万が一検挙された場合は、


・検挙時は、免許提示の上、
逃亡の恐れが無いことを宣言する。

・検挙の模様をドライブレコーダ、
ICレコ-ダで必ず保存。


これを徹底することで、
警察官に至極まっとうな対応をもたらし、
ワタクシ達のリスクを
最小化することができます。


これらは小さい小さい備えではありますが、
有事の際にきっちり機能させることができれば、
最大の防御力を発揮します。


まさに「継続は力」ですね。


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毎日新聞 2012年1月10日 地方版

岩手県警久慈署は9日、八戸市糠塚、八戸市庁南浜支所長、本宮豊容疑者(56)を道交法違反(速度超過)容疑で現行犯逮捕した。
容疑は同日午前11時20分ごろ、岩手県洋野町の国道45号で、法定速度を18キロ超える68キロで乗用車を運転したとしている。
 同署によると、パトカーを止めて取り締まり中だった警察官が違反を見つけて本宮容疑者の車を停止させた。本宮容疑者はいったん車から降りてパトカーの近くまで来たが、免許証を提示しないまま車に戻ろうとしたため逮捕した。【鈴木久美】


2012年1月5日木曜日

白バイに「ドライブレコーダー」


さすが我らが神奈川県警。
白バイにドライブレコーダを装備するそうです。

大義名分は「ひったくり捜査に貢献する」とのこと。


証拠保全するという意味では、
ワタクシ個人的には大賛成です。
ホントに危険な運転者は現行犯でなくとも
画像を使ってがんがん検挙すべきだと思います。


実際問題として、この新装備の
運用次第となります。


ワタクシの悲観的な予測通り、この装備を
警察の利権維持を目的に運用するならば、

踏切の死角に待ち伏せして
「ほら、停止していないじゃないか!」とか、


流れの速い都会の直線道路を走行する原付を
追いかけ回して、停止させた挙げ句、
ご老公の印籠よろしく「証拠はこれだ!」


と容疑者に見せびらかせて
恫喝ツールと化す光景がありありと
目に浮かびます。

逆に、小田原厚木道路を180km/h以上で走行しながら
追い上げ検挙するようなときは、
「ドライブレコーダーは動作していなかった」として、
裁判の証拠として提示することはない得ないでしょう。



・・・もしも「正しく運用」するならば、
取り締まる白バイ警官のモラルを牽制するよう
利用することもできると思います。


しかし、泥棒が自らの手で
自分の手足に手枷足枷を装着して
犯行におよぶことはないかの如く、

警察組織がこの装備を
国民の正義に役立てるような運用は
決してしないでしょう。


一体、行政はどこまで腐敗するのでしょうか・・・。


2011年12月16日金曜日

道交法違反:交通反則金を未納容疑で逮捕 今年27人目 /埼玉

この手の記事を見れば見るほど、
日本の大手報道機関の存在価値を疑います。


・・・100年前の陸海軍官僚が浮かべた
であろうしたり顔と、
現代の警察官僚が浮かべているドヤ顔。


ワタクシ達庶民は、自らの脳みそで真実を求めるほかありません。



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毎日新聞 2011年12月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20111216ddlk11040303000c.html

交通反則金を納付せず、裁判所への出頭要請にも応じなかったとして、県警運転管理課は15日、上尾市の男子大学生(24)を道交法違反(通行区分違反)容疑で逮捕した。今年の反則金の未納による逮捕者は昨年から15人増の27人目。同課は「未納者は厳しい姿勢で取り締まっている。出頭要請があったら素直に応じてほしい」としている。
逮捕容疑は09年3月25日未明、上尾市西宮下の歩道を、原付きバイクで約30メートル走行したとしている。反則金6000円を納めず、簡裁への出頭要請が県警から5回あったが応じていなかった。大学生は「今まで払わなくて済んでいたので出頭しなかった」と供述しているという。
同課によると、未納者の逮捕は専属捜査員を配置した09年秋に本格的に開始。逮捕者は09年が2人、10年が12人だった。【飼手勇介】


2011年12月14日水曜日

【本家より転載】GIさんの白バイ追尾の体験談

本ブログの本家である、
「取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ」に
興味深い白バイ関連の記事でていますので転載いたします。

お暇なときにでも、本家を覗いてみてください。
特にコメントページがおもしろいですよ。



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GIさんが白バイ追尾による検挙を受けそうになり、結果的に警告指導で済んだ事例を紹介いたします。こちらの対応が異なると、結果が変わるという良い事例だと思います。赤字は私が入れたものです。

以下本文

先日の出来事をお伝えしたいと思います。私が10月に体験したことです。危うく冤罪になる事例です。

私がバイクで片側4車線のバイパス(制限60km)の第3車線を走行している時です。
前のトラックを抜くために4車線目に車線変更し追い越しをしようとしました。

その時、遙か後ろの1車線から赤灯が猛スピードで近づいてくるののがわかり、すぐ追い越し終了後トラックの前(3車線目)に入りました。
そしてすぐに急ブレーキをかけ、速度を落としました。

するとまもなく、2車線目から白バイが追い付いて来ました。そしてついてくるように指示されました。
その後、近くのインターからバイバスを降り、停車しました。

すると、こんにちは、○○県警交通機動隊の××です。何キロ出していましたか~?と近づいて来ました。

私はすぐどの地点から何メートル追尾して速度を計測しましたか?と質問しました。
なぜなら白バイのメーターの中には77kmと速度違反の値が見えたからです。

私は速度違反は成立しないと確信しました。なぜなら
1.同じ車線で測定していない
2. トラックが走っており、白バイからは死角になっている。
3.計測できたとしても距離が離れすぎている。
4. 白バイは路肩に停車し、そこから私を発見して発進、2車線目から追跡してきた。
以上の点から私は強気で取り調べに望みました。

話の内容は割愛させていただきますが、最終的には17km/h超過のことはなにも触れられませんでした。
そして切符も切られず、口頭注意になりました。

また、白バイ隊員との会話の中であなたのような詳しい知識を持っている人だと諦めてしまう警察官もいるよと言われました。

そして運転していた事実は確認しているから免許だけ確認させてといわれたので、
本当に見せるだけで渡す必要はないかと確認すると、渡す必要はないと言ったので免許を見せ、有効を確認すると
しまいました。

話が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、
白バイは自由に速度違反を作れる、冤罪を簡単に作れてしまうということです。
白バイ隊員との会話の中で、速度違反の値は自由に作れる、ただ俺はこの仕事に誇りを持ってやっているから絶対にやらないと言っていました。

ただ、警察の不祥事がこれほど多いことを考えると、悪用する人間も出てくるでしょう。
白バイの点数稼ぎの犠牲になるのは法的知識のない人です。



ここからは管理人のコメントですが、取調べの冒頭で「どのように計測したのか?」と警察側の行動について尋ねているのが良い点です。警察は「俺はそんなに出していない」とか「違反をしたつもりはない」などの、被疑者側の行動についての言い訳は聞き慣れていますから強硬に出てきます。しかし、自らの行動について冷静沈着に質問されると、余程の経験と胆力がある者か、何も考えていないバカ(案外これも多いですが…)以外は、答えに窮して強硬な態度には出にくくなります。まして、そこでおもむろに録音を開始されたりすればなおさらです。

GIさんが白バイが正しく計測していないと判断した4点については、私の解釈は少し異なります。

1.同じ車線で測定していない

白バイも覆面も、被疑者に気付かれずにこっそり計測するのが目的ですから、基本的には隣の車線の内側、つまり、対象車両の斜め後方の死角を追尾することになっています。1車線道路や、隣の車線を他の車両が走行している場合のみ、対象車両と同じ車線を追尾することになっています。

異なる車線を追尾するのですから、道路が軽くカーブしていたりすると、等間隔で走行した場合に走行距離が異なるため、対象車両とは異なる速度が計測されてしまうのではないか?という疑問が湧くと思いますが…

そもそも切符さえ切れれば検察も裁判所も追認してくれますから、正確に計測する気など端からありません。追尾式の場合は好きなタイミングで計測出来ますので、そもそも等間隔で追尾する必要すらないわけです。

2. トラックが走っており、白バイからは死角になっている。


捜査報告書や実況見分調書では、トラックの存在はなかった事になっているから、あっても、死角にはならない位置を走行していた事にされます。警察にとって「真実」は関係ありません。白バイなりPCなりが追尾して、計測して、検挙したという事実さえ残ればその他の部分は全て嘘でも構わないのです。後方を撮影するドライブレコーダーを搭載している一般車はまずいませんからやりたい放題ですね。

3.計測できたとしても距離が離れすぎている。

警察は嘘をつきますからこれも関係ありません。報告書や見分調書では、被疑者車両の後方約20m付近を等速度・等間隔で一定距離追尾して計測したことにされます。前項と同じく、後方を撮影するドライブレコーダーを搭載している一般車はまずいませんからやりたい放題ですね。

4. 白バイは路肩に停車し、そこから私を発見して発進、2車線目から追跡してきた。

さすがに2車線飛ばしで計測したとは言いにくいですから、3車線目を追尾・計測したとされるか、被疑者車両が3車線目を走行していた、つまり、追抜後の速度を計測したとされるでしょう。繰り返しになりますが、警察に「真実」は要りません。

白バイ隊員との会話の中で、速度違反の値は自由に作れる、ただ俺はこの仕事に誇りを持ってやっているから絶対にやらないと言っていました。

白バイ隊員のこのセリフが一番笑えますね。警察の不祥事がニュースにならない日はないほど不祥事だらけの組織で、予算と業務評価の為に働いている公務員の、一体どんな「誇り」にかけてやらないと言うのでしょうね?

事故防止を目指すのであれば、事故原因トップ3の「わき見運転・漫然運転・その他(その他って何だよ!?)」を積極的に警告指導し(別に検挙する必要はないのですから、明らかな違反でなくても警告指導は出来ます)、強引な割込みや急ハンドル・急ブレーキなどを積極的に検挙し、事故の多い路線の事故の多い地点を事故の多い時間帯に交通整理していれば、事故はいくらでも減るでしょう。さらに事故防止を目指すのであれば、免許システムは大幅に改善して、一定レベル以上の反射神経がない者には免許証を与えず、公共交通機関を利用するよう促せば、交通インフラの持続と雇用確保にも繋がります。自動車が売れなくなっても、軽自動車しか売れない国内市場を無視して海外展開ばかりをやっている自動車会社が打撃を受けるだけですからどうでもいいでしょう。優遇するなら低賃金で長時間労働を強いる経団連傘下のグローバル企業ではなく、従業員を大切にする中小企業の経営こそ優遇すべきです。そういう意味では、従業員とOBを大切にして、一般人を食い物にして営業活動を続けている警察という組織は、勤める対象としてはなかなかよい企業なのかもしれませんね。

体験談を寄稿していただいたGIさんには改めて御礼申し上げます。


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2011年12月11日日曜日

全国一斉飲酒検問・・・

もうばかばかしくて泣けてきます。

報道の書き出しは

埼玉県内では飲酒運転で7人、携帯電話の使用などで218人の計225人が
道交法違反容疑で摘発された。

飲酒運転の一斉取り締まりを行い、酒気帯び運転やスピード違反、
シートベルト装着義務違反など計312件を摘発した。

繁華街周辺や高速道路のインターチェンジ付近など県内69か所で行われ、
酒気帯び運転や無免許運転などで計520件を摘発した。




だけど実態は「飲酒運転」の摘発は10%にもみたず、
「速度違反」「携帯電話使用」などの軽微違反検挙がその多くを占めます。


警察は何を取り締まりたかったのでしょうか?
人員と金を投入した作戦の成果を問わない
報道機関って、いったいなんなんでしょうか?


少なくとも警察組織に関する
この国の報道は欺瞞と茶番に満ちていますね・・・。



http://sankei.jp.msn.com/region/news/111203/stm11120316270001-n1.htm

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20111204-OYT8T00052.htm

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20111204-OYT8T00075.htm?from=popin

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...