今日は余談です。
天下の海上自衛隊でもこの有様なわけですね。
(警察と同じレベルとは個人的に思いたくなかったですが。。。)
別にイジメ云々をいっているわけではありません。
そりゃ1000人もの人々が集まれば、
知性も誠実さのかけらもないやつが
いても不思議はありません。
これは古今東西、役人だろうが市民だろうが一緒。
イジメの有無は個人の資質に大きく関わります。
ワタクシがもっとも無念なのは
いわゆる組織に混じり込んだDQNが起こした事件を
組織全体でそれを隠蔽しようとした事実です。
隠蔽した目的は、
自組織の保身でしかありません。
事実を隠蔽し、国民を欺いてでも、
彼等は組織を守ることを選んだのです。
これじゃ、警察と同じレベルですね。
有事になれば、
あきらかに警察官より命がけかつ
過酷な職業となる自衛隊稼業が、
今回のような、小役人的なありさまで
ほんとうに国民を命を賭けてまもれるのか
はなはだ疑問に思えます。
(裁判所から問われて、
最後に真実をゲロしたことだけが
唯一、海自の良心を感じます。。。)
自組織よりも国民に忠実であるために
内部告発をした少佐に
ワタクシはエールを送りたいと思います。
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原文
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140423/trl14042313590002-n1.htm
護衛艦「たちかぜ」のいじめ自殺訴訟をめぐっては、東京高裁の控訴審で海上自衛隊の現職の3等海佐(46)が、海自がいじめに関するアンケートを隠していると内部告発。遺族の情報公開請求などに対し、海自が「破棄した」としていたアンケートが、実際には保管されていたことが判明し、海自トップが謝罪する事態に発展した。
平成23年1月の1審横浜地裁判決は、暴行と自殺の因果関係を認定。被告とされた元2等海曹が艦内で、自殺した1等海士ら後輩隊員に継続的に暴力を振るっていたほか、アダルトビデオなどを高額で売りつける恐喝行為を行っていたことも認めた。
海自は16年、1士の自殺後に、艦内でのいじめなどの実態調査のため、他の乗員を対象にアンケートを実施。アンケートには、元2曹が1士らに暴行するのを目撃したとする複数の回答があった。ただ、17年に遺族が情報公開請求を行った際には「破棄した」と説明していた。
3佐は1審で、国側の代理人として訴訟を担当。職場にアンケートの原本が残されていることを知り、1審中の20年に防衛省の公益通報窓口に告発したが、海自は「隠している事実はない」との回答だった。
このため3佐は1審判決後、原告側代理人に連絡を取り、24年4月、控訴審が行われていた高裁に、海自がアンケートを隠していると指摘する陳述書を提出した。これを受け、同年6月、当時の海自トップだった杉本正彦海上幕僚長はアンケートがあることを認め、「誤った説明をしたことを心からおわびしたい」と陳謝した。
一方で海自は、3佐がアンケートのコピーを持ち出して自宅に保管したことについて「行政文書管理が不適切だった」と指摘。昨年6月、規律違反の疑いで審理することを3佐に通知し、懲戒処分を検討している。原告側代理人は「3佐は公益のために内部告発し、海自もアンケートがあった事実を認めた。不利益な処分を課すのは不当だ」と話している。
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