2014年4月1日火曜日

イギリスの警察組織事情/ロンドン警視庁

権力は腐敗する。
専制的な権力は徹底的に腐敗する。

と、かの国の識者は断言していました。



まあ、こういう動きが公表されるだけでも、
まだまともな国の証なのかもしれませんね。

そもそも前述の警察組織は、
国情を不安にさせる要素を最小化することを目的に
警察内部に創設された秘密組織でした。

いつのまにやら
警察組織を不安にさせる要素を
取り除くことを目的とする組織となっていました。


これって、白血病にたとえて表現できそうですね。
そもそもは
宿主を守るための免疫システムだったものが、
いつのまにかシステム自身の最大化のために、
宿主すら滅ぼすと・・・。


でもこれは生き物全ての根本原則なのかも知れません。。。




つまり、対抗する権力がない行政組織は100%暴走します。

必ず。


対抗する勢力無き我が国の行政組織も
間違いなく病が進んでいます。
(近隣某国よりはまっしかもですがね)

これに対抗する有力な手段に
ワタクシ達市民レベルでの
草の根運動が該当することは
間違いないでしょうね。


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi

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原文はこちらです。

http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=2989:eikoku&catid=64:2011-01-20-16-10-33&Itemid=113


今月六日、スティーブン・ローレンス殺人事件の捜査にあたったロンドン警視庁(MPS)に関する調査報告書が公表された。この調査は内務省の委託を受けたマーク・エリソン元判事のもとで実施された。
報告書は①警視庁内部のSDS(Special Demonstration Squad)という部署がローレンス一家やその支援者に対してスパイ活動をしていたこと、②犯人側に買収された警察官がいたことなどを明らかにしており、その衝撃的な内容に国民は驚きの声をあげた。
周知のようにスティーブン・ローレンスは一九九三年に白人グループに殺された黒人の少年である。捜査を担当した警視庁に人種差別意識があったことは早くから指摘されていたが、今回の調査ではさらに、正当な捜査を求めるスティーブンの両親やその支援者にSDSのスパイが巧みに取り入り、情報を収集していた事実が明らかになった。また、捜査にあたった警察官の一部が殺人犯の父親から買収されていたことも確認された。
スティーブンの両親やその支援者にSDSのスパイが接触していたことは昨年六月、ピーター・フランシスら三人のSDS元メンバーが新聞紙上で公表していた。ほぼ同時期に出版された『Undercover』(ポール・ルイスとボブ・エバンスの共著)という本でも、警察を批判するスティーブンの両親の動きをSDSがスパイ活動によって探ったり、世論操作のためにスティーブン個人のイメージを傷つけようと画策したりしたことが詳述されていた。今回の調査はそれらの情報を受けて行なわれたものだった。
SDSは日本語に直訳すれば「特別デモ部隊」であろう。その名の通り、
本来の任務は市民の各種組織が行なうデモ行進の規模や危険度を正確に予測するために情報を収集することだった。彼らが得た情報によって警察は警備の陣容を決めていた。それはいわば警察の予算を無駄なく使うための活動である。しかし、SDSの任務はそれだけではなかった。彼らは市民組織の動きを探り、政府や警察にとって都合の悪い活動が行なわれそうな場合はそれを妨害し、世論への影響を最小限に食い止める任務も負っていた。彼らがスパイ活動をしていたのはそのためである。スパイ行為の対象は政治的立場が右翼か左翼かに関わらず、人権、環境保護、動物愛護などの団体のほか、人種差別的な組織やそれに反対する組織にも及んだ。

 SDSは一九六八年に創設され、二〇〇六年に解体された。成熟した民主国家であるはずのイギリスにこうした闇の組織が存在していたのである。今回の調査結果についてテレサ・メイ内務相は「改めて司法主導による独立組織でSDSに関する全ての事実を調べ上げる」と議会に報告した。むろん徹底的に調べなければ国民が納得しないだろうが、SDSの記録の多くはすでに廃棄されているといわれ、どこまで真実が明らかになるか心もとない。
というよりも、全容が暴かれたら困る人物が政府や警察に大勢いるのではなかろうか。スティーブン・ローレンス殺人事件の発生当時に警視庁の最高責任者だったポール・コンドン氏はSDSのスパイ行為について「私は承認もしていないし、奨励もしていない。もし私が知っていたらやめさせていただろう」と述べているが、白々しさは否めない。
スティーブンの母親、ドリーンさんは弁護士を通じて「不正行為を根底から明らかにし、それに関わった人たちを厳罰に処して欲しい」とコメントした。おそらく彼女は「トカゲのしっぽ切り」のようにSDSの末端要員だけが罪に問われ、スパイ活動を命じた政府や警察の上層部が処罰を免れることを懸念しているのだろう。長い間、正当な捜査を求めて戦って来た彼女は経験上、国家権力のそうした体質をいやというほど知っているに違いない。
ロンドン警視庁が創設されたのは一八二九年である。それから二世紀近く経ち、イギリスは多様な民族が共存する国家になったが、警察はそれに応じて意識を変えることが出来ず、自己保身を第一に考える陰湿な組織になってしまったようだ。
SDSの件で国民の警察に対する信頼は大きく損なわれた。それをどう回復するのか。表向きの言葉だけではなく、政府と警察当局が本気で取り組む姿勢を見たいものだ。

ついでにこちらも関連記事です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51869029.html

2014年3月28日金曜日

交通違反でっち上げの元巡査長起訴猶予 秋田地検「実害ない」

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140328/akt14032820280000-n1.htm


秋田県警の巡査長の男(26)=減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受け依願退職=が秋田臨港署在籍時に交通違反をしていない人に対する点数切符を捏造するなどした事件で、秋田地検は28日、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで書類送検された元巡査長を起訴猶予とした。
 地検は「許されない犯罪だが、偽造による違反は取り消されて実害がないに等しく、退職して制裁を受けている」と説明している。
 元巡査長は、交番勤務だった平成24年1月5日、交通取り締まりの際にメモした秋田市の20代男性の運転免許証情報を基に、この男性をシートベルト装着義務の違反者とする切符を偽造し提出するなどした。
 この不祥事をめぐっては、県警が元巡査長が作成した切符のうち点数切符81枚について違反者本人に事実確認しないまま書類送検や処分を決定。公表の際も所属や犯行現場の交番を伏せるなど批判の声が上がっていた。

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うははははは!
流石は秋田地検、見事な裁定ですね!

この巡査長、反則金をともわない青切符を81件偽造をしていたのですが、
被検挙者から申し出のあった1名以外には、
違反の事実確認さえおこなわず、
捜査は正しく終了したと宣言した、
全知全能組織警察の調書をそのまま信用したということでしょうね。
(つまり、余罪もないと。)


秋田県民のみなさん、
こんな調子の検察庁がしきる地域
なのですから、
皆さん自身がいつでも袴田さんと同じく、
えん罪事件で検挙される危険性が
多分にあることは想像に難しくありません。

ゆめゆめご注意くださいませ。

てか、すくなくとも検察庁で行った捜査結果と
不起訴の裁定を出した検事の名前くらい
公開しなさいよと。。。。

これでは2ちゃんの書き込みと同じく
匿名を利用した悪意の流布としか
感じられませんね。


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http://blog.goo.ne.jp/rakuchi

2014年3月27日木曜日

袴田事件:「やっていません」に涙出る…1審死刑の裁判官


裁判所でさえこのありさまなわけです。

まともな人格者だと裁判官稼業は
続けられないということです。

官僚組織の無能加減を
痛烈に思い知らざるを得ません。


自浄能力無き彼等をこのまま放置することが、
ワタクシたちや、その次の世代に
明るい光をもたらすとは到底思えません。


交通違反の取締り行為も
反則金をおさめる仕組みも、
全ては前述のような、
腐敗した行政(司法も)組織が編み出した
憎むべきシステムです。


みなさんは、このシステムにただ従うことで
彼等を放置し続けますか?




取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

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原文こちら
http://mainichi.jp/select/news/20140327k0000e040162000c.html

静岡市(旧静岡県清水市)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー、袴田巌死刑囚(78)側の第2次再審請求。静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、再審を開始し、死刑執行を停止する決定を出した。
 1審・静岡地裁で死刑の判決文を書いた元裁判官、熊本典道(のりみち)さん(76)は「公判で袴田さんが『やっていません』と言った姿が忘れられない。思い出すと涙が出る」と、今でも悔やみ続けている。
 真っすぐに裁判長を見据えて受け答えする袴田死刑囚の様子や、任意性に乏しい供述調書などを通じ、「有罪認定は難しい」と思っていた。だが、結審後に判決文を検討する中で、結果的に先輩判事に押し切られた、と振り返る。
 半年後、耐えられず退官し、弁護士に転じた。合議の秘密を破り、第1次再審請求中の2007年、「無罪の心証があった」と告白したが、請求棄却が確定した。先月末には古巣の静岡地裁を訪ね、再審開始を求める上申書を提出。「自分は他の裁判官を説得できなかった。償いをしたい」と訴えた。
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http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2701O_X20C14A3CC0000/
袴田巌元被告の再審開始を認めた村山浩昭裁判長は、確定判決が犯行時の元被告の着衣と認定し、死刑判決の最大の根拠とされてきた「5点の衣類」について「元被告のものでも犯行着衣でもなく、捜査機関により捏造(ねつぞう)された疑いがある」と指摘した。


 シャツやズボンなどの5点の衣類は、すでに一審公判が始まっていた1967年8月、前年6月の事件発生から1年余りたって、袴田元被告が勤務していたみそ工場のみそタンク内で発見された。
 衣類には血痕が付着しており、静岡地検は犯人が犯行時に着ていたものと断定。元被告が事件当時パジャマを着ていたとしていた冒頭陳述を変更する異例の措置を取った。
 村山裁判長は今回の決定理由で、衣類に残された血痕が袴田元被告や被害者4人のDNAと一致しないとする弁護側推薦の鑑定人による鑑定結果を重視。「DNA鑑定の証拠が確定審で提出されていれば、袴田元被告が有罪との判断に到達していなかったと認められる」と判断した。
 また、類似の衣類をみそに入れて色の変化を見た弁護側の実験の結果を踏まえ、「証拠の衣類の色はみそタンクのみそと比較して不自然に薄い可能性が高い。長期間みその中に隠されていたにしては不自然」とした。
 5点の衣類が事件直後の家宅捜索やみその仕込みの際には見つからず、事件発生から1年以上たって発見された経緯も疑問視。「焼却するなどの証拠隠滅手段もあったのに、早晩の発見が予想されるみそタンク内に隠匿するのは不自然」と指摘した。
 ズボンのサイズについては、弁護側が提出した証拠に基づいて確定判決とは異なる細身用だったと認定。「袴田元被告のウエストサイズと整合していなかった可能性がある」とした。
 そのうえで5点の衣類について「捜査機関による捏造の疑い」を指摘。衣類以外の証拠を総合しても「袴田元被告を犯人だと認定できるものではない」と判断した。


2014年3月26日水曜日

飲酒数値捏造、元警部補に逆転無罪…大阪高裁/大阪府警

これはこれは興味深い権力闘争ですね。

飲酒運転者の検挙が得意と言い切って単独検挙をおこなってきた山下容疑者。


ある日被検挙者からの抗議をうけて
速攻トカゲの尻尾切りに走った大阪府警。

大阪警察&検察庁の十八番である偽造調書を華麗に作成して検察が起訴。
・・・・そして高等裁判所は無罪判決。

なんだこの茶番劇・・・・・w


まあ、今回の場合、検察と警察のいつものサクセスストーリーに
安易に乗っからなかった高等裁判所をほめてあげるべきでしょうか。


・・・てか、検察は控訴するんですかね???

まさかこのまましれっと。。。。


当然、山下容疑者を控訴しない場合は、
今回の供述調書を作成した係官全てを
公文書偽造罪で告発するんですよね??

ね、検察さん?



あと、山下清人容疑者がいかに優れた警察官で在ったかは
下記をご参照下さい。

彼の検挙実績から鑑みると、なかなか野心的な人物のようですね。
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/2bf22897a9758beb090e378619a2d19b


捜査書類偽造:署の飲酒運転検挙の目標達成のため犯行か

大阪府警泉南署交通課の警部補、山下清人(きよと)容疑者(57)が飲酒運転の捜査書類を偽造したとして逮捕された事件で、同署が昨年1年間で飲酒に絡んで検挙した件数が、府警全64署中で7位と前年の30位から急上昇していたことが、府警への取材でわかった。


検挙目標は署ごとに設定される。

山下容疑者は現場責任者で、昨年は過去最多の「交通死亡事故多発警報」が知事から出ていたことから、府警は山下容疑者が同署の目標達成のために書類を偽造した可能性もあるとみて調べている。
府警によると、大阪は昨年1年間で飲酒死亡事故が21件で全国最悪だった。
多発警報も計4回出され、府警本部は飲酒運転の取り締まり強化を各署に指示していた。
同署の飲酒運転の検挙数は79件で前年の36件の倍以上に急増。
このうち、6割以上となる51件が山下容疑者の実績だった。
山下容疑者は昨年9月29日、飲酒検問で60代の男性の呼気を検知器で測定した際、アルコール数値を水増ししたとして逮捕された。
この時期は、秋の全国交通安全運動の期間中で、府知事から4回目の多発警報が出された直後だった。
飲酒検問は複数の警察官でするケースがほとんどだが、山下容疑者は「特技を生かしたい」と志願し、1人で飲酒検問していたという。
一方、府警は7日、山下容疑者を大阪地検に送検。
この日は、事件を受けて府警全署の交通課幹部ら約200人が集められ、違反者の面前で飲酒検知を行うことや
複数の警察官で検挙することなど、再発防止に向けた基本事項が確認された。
また、7日までに事件に絡む計約180件の意見や苦情が寄せられた。
毎日新聞 2012年3月8日 2時30分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308k0000m040125000c.html



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無罪判決の原文こちら
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140326-OYO1T00408.htm?from=top


飲酒運転の取り締まりでアルコールの検出数値を捏造ねつぞうしたとして、証拠隠滅罪などに問われた大阪府警泉南署の元警部補・山下清人被告(59)(懲戒免職)の控訴審判決で、大阪高裁は26日、懲役1年6月(求刑・懲役3年)の実刑とした1審・大阪地裁判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。横田信之裁判長は「飲酒検知の対象になった男性の供述の信用性には疑問が残る」と述べた。
 山下被告は、大阪府泉南市内で2011年9月、ミニバイクを運転していた男性を交番に任意同行した際、用意していた呼気1リットル中0・15ミリ・グラムのアルコールが検出されたとする測定器の記録紙を示し、呼気を測定せず交通違反切符を作成したとして起訴された。
 山下被告は1審、控訴審を通じ、「数値を捏造したことはない」と無罪を主張。昨年1月の1審判決は、「交番で呼気を測定する際、検知器の作動音がしなかった」とする男性の証言などを踏まえ、山下被告は呼気を測定しなかったとした。
 これに対し、横田裁判長は「男性は当初、作動音がしなかったことを警察に言わなかった」などとし、「1審判決は供述の変遷を検討しておらず、不合理な点がある」と指摘した。
 山下被告が、測定手続きに疑念を持った男性から罰金相当額の返済を求められ、名刺の裏に「約束は守る(20万)」と書いて渡したことについて、1審判決が「検知を偽装した負い目」と認定した点は、「その場をおさめるために渡したという被告の説明は不自然とはいえない」と述べた。
 閉廷後、山下被告は取材に「男性に土下座したとするうその供述調書も作成された。捜査機関が作ったストーリーの誤りが認められ、ほっとした」と話した。起訴後の12年7月には懲戒免職処分取り消しを求め、府人事委員会に不服を申し立てているという。
 府警は「詳細を承知していないのでコメントを差し控えたい」としている。
(2014年3月26日  読売新聞)

2014年3月25日火曜日

交通安全キャンペーン 応募 4割が警察/神奈川県警


この企画自体は別によいと思うのです。

ただ、自ら市役所に送り込んだ警察要員がこの企画を考えて、
それに応募する40%が警察官ですと。。。

・・・・この、やらせ的構造って、
某国の政権政党となっている
宗教政治団体とおなじ手法ですね。

あるいは、某電力会社が、
地元住民向けに説明会を開いて、
それに参加者した発言者の多くが電力会社社員である
と同じ構図ともいえます。


いつからこの国の人たちは、
行政機関のやりたい放題を許す文化になったのでしょうか?
・・・あ、江戸時代より以前からそうか。。。笑


明治政府成立時に誕生した中央集権型権力は
わずか数十年で敗戦という形で一旦滅びました。

知恵をつけた彼等は
前回よりは気を遣いつつも、
基本的に自省益最大化路線を歩むことに
迷いはありません。

より巧妙になった彼等は
我が国を今回どこに導くのでしょうね。


行き先が天国であろうと地獄であろうと
ワタクシ達国民の意思で決めたいモノです。



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原文はこちら
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014032102000127.html


ちなみに、当選結果はこちら。
もちろん、当選チームが警察関係者であることはまったく公開されてませんがね。笑
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7110/p445222.html

自動車などの無事故・無違反を条件に旅行券などが当たる神奈川県主催の交通安全キャンペーンで、啓発する側の県警の警察官らが応募の約四割を占めていたことが分かった。県は「警察官にも交通規範意識を高めてもらう必要があり、問題はない」と説明するが、警察官が三十万円の旅行券を贈られるケースもあり、識者は「県民に安全意識を持ってもらう趣旨の取り組みで警察官が景品をもらっていては、活動自体が県民に見放される」と指摘する。
 キャンペーン名は「セーフティ・チャレンジ・かながわ」。県内在住者や通勤者らを対象に一九九九年度から毎年開催され、本年度は三人一組の1万1,918チームが応募、うち4,665チームが県警の警察官や職員だった。
 昨年七~十二月に三人とも無事故・無違反だったチームを対象に無作為抽選を行い、特賞の三十万円の旅行券(一組)は県警青葉署のチームに、二等の六万円の商品券(五組)は県警の一チームに贈られることが決まった。
 募集は、県内の警察署や運転免許試験場に置いたパンフレットなどで行っている。無事故・無違反かどうかは、警察庁が所管する自動車安全運転センターが発行する「運転記録証明書」で確認する。景品は同センター神奈川県事務所などの協賛金で賄っている。
 キャンペーンを主催する神奈川県暮らし安全交通課に県警から出向する担当者は「警察官は人一倍車を運転している。警察官の応募は慣例的に行われており、応募者が増えることで活気も出る」と話す。
 これに対し、警察関連の取材が長いジャーナリストの大谷昭宏さんは「新年度から警察関係者は抽選の対象外にしたらよい。当たる見込みがなくても応募が多くあるならば、心意気は理解できる」と話している。


2014年3月24日月曜日

「公務員」って誰だ


秋田県警本部長志村務氏
なぜにこんなにも無双なのか?

簡単です。

つまり、彼を罰する権限を
身内(警察組織)以外
だれももっていないからです。

唯一、地方自治体の都道府県公安委員会は
彼を監視できる権限をもちますが、
警察組織との会合議事録をみれば
その抑止力がどれだけ骨抜きにされているかは一目瞭然です。
(そもそも切符捏造事案は非公開(議事録とらない)で開催承認でしたからね。笑)


さらに驚くなかれ、
地方自治体の最高権力者である知事でさえ、
その権限をもっていません。



市民を簡単に拘束する権力を保持する行政機関の長が、
選挙で裁かれることもなく、
選挙で選ばれたものに罷免されることもない。

まるで、戦前の陸軍省や海軍省のようです。

社会秩序を保つために、
この歪んだ権力構造に盲目的に従うことが
ただしいことであると、
ワタクシには到底思えません。


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

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原文
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140323/akt14032312310000-n1.htm


2014.3.23 21:00
弁護士殺害事件やパワハラ問題で「隠蔽体質」が指摘される秋田県警本部=秋田市山王(渡辺浩撮影)
弁護士殺害事件やパワハラ問題で「隠蔽体質」が指摘される秋田県警本部=秋田市山王(渡辺浩撮影)
 東日本大震災後に釜石海上保安部長として行方不明者の捜索を指揮した竹野次郎さん(53)が18日、異動先の秋田市で、全焼した乗用車の中から遺体で見つかった。
 19日に身元が分かったが、秋田県警秋田中央署が「国家公務員」としか発表しなかったため、秋田海上保安部に電話取材した。しかし職員は竹野さんの肩書や階級について「答えない」の一点張り。松谷巧部長の指示だという。
 官公庁が職員の所属や肩書を尋ねられたら、答えるのが当然だ。一般市民からの問い合わせであっても教えるべきだ。しかも幹部職員は人事異動が公表されている。
 同じことは昨年7月にもあった。秋田東署がゴルフ用品店から商品を万引したとして逮捕した容疑者の職業を「地方公務員」とだけ発表した。どうやら県立ゆり養護学校(由利本荘市)の教諭らしいので、報道各社が県教委に在籍確認したら拒否された。
 佐竹敬久知事は記者会見でこの事実を問われ、「白々しいというか、すぐ分かることについて、かたくなになる必要はない」と県警と県教委を批判した。当然だ。
 県警の対応は、関係者によると、志村務本部長の「職務外の事案は所属を明らかにしない」との意向によるものだという。
 ところが交通違反切符捏造事件では、職務上の犯罪なのに巡査長の所属を伏せた。公務員に甘く、警察官にはもっと甘い秋田県警と言われても仕方あるまい。

2014年3月18日火曜日

元交通警官が暴露!不当交通取り締り驚愕!カラクリ

すみません、今回は優秀な記事を発見してしまったので
そのまま引用させていただきます。

原文はこちら「戦後史の激動


もとねたは「週刊大衆」の記事ですね。


もと警察官(佐々木尋貴氏)の証言は生々しいですね。
信念あるホントの意味で優秀な警察官は
組織にはいられないのでしょうね。

いろんな意味で考えさせられます。

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交通取締りの誤摘発事件が、最近話題になりました。大きなところでは、栃木県警の4200件にも及ぶスピード違反取締り、千葉県警と警視庁によるスピード違反の語摘発。かねてからこの問題に熱心な『週刊大衆』(4月22日号)では、「元交通警官が暴露!不当交通取り締り驚愕!カラクリ」という記事を掲載。

『週刊大衆』(4月22日号)

昨年7月に発覚した、栃木県警の4200件にも及ぶスピード違反取締りの誤摘発は、赤キップを切られ有罪となったドライバーに無罪が言い渡されています。この原因は、スピード違反誤摘発の背景にある速度測定装置(レーダー)の取り扱いミス。設置角度を誤り、本来よりも速く速度が表示されてしまうものですが、これは機械の誤作動によるやむを得ないミスではなく、レーダーを使用する前のずさんな試験方法による、起こるべくして起こった誤りだといいます。
「レーダーの使用前に走行試験をするんですが、この試験は道路を走る一般車両にレーダーを当て、車輌の大きさごとにレーダーが反応する地点を確認するために行ないます。
 使用機械が“正確な速度を表示するのかどうか”を確認する目的でやるのではありません」(宮城県警元交通捜査官・佐々木尋貴氏)
道路交通評論家の鶴田光秋氏は、「本来ならパトカーや白バイを公道で走らせて、レーダーが捉えた速度が実際の走行速度と一致しているかどうかを確認しなければならないでしょう。その試験さえしていれば、栃木県警のような悲惨なミスは起きなかったはずです」と批判しています。

千葉県警と警視庁は今年2月、「止まれ」の標識が外されていたのに一時停止違反の青キップを交付していたことを謝罪。計300万円の反則金を納めさせていたことが発覚しました。
「警察署で道路標識を管理する交通規制係の警察官は1人か2人。彼らが管内すべての標識をパソコンで管理するわけですが、台風や事故で吹き飛ばされたりする場合もあって、それだけの人数ですべての標識をカバーするのは不可能です。
 つまり標識があると思い込んで、交番勤務や地域課の警察官が取締りにあたると、こういう誤摘発が起きてしまうんです」
 これらは、いずれも警察官による単純なミス。しかし、そこには警察内部の悪しき慣習も関わっている。
 警察官は、その日に行なった取締り件数を日報に書く決まりがあるのだが、「たとえば雨の日など、取締り件数が少なかったときは、実際の件数よりも多く書くことがあるんです。いわば“借金”を作るのです。
特に警官の人数が多い大きな署なんかは、小さい署よりも件数が少なかったら面目が立ちませんからね。
 この借金を埋めるために、後日、晴れた日などにたくさん取り締まり、最後に帳尻を合わせればいいと考えるのです」(佐々木氏=以下同)
交通課に所属する現場の警察官は、もっと悪質な暴走族の内偵捜査などをしたいと思っているのに、警察署長ら幹部は摘発件数を上げたいために取締りをさせる、と同誌には書かれています。
警察は公務員のはずですが、営利会社の営業社員のような管理体制にあるように見えます。

さらに警察の内部には、シートベルト違反は1件につき1点、飲酒運転であれば1件につき10点など、違反に対する評価点に応じた表彰制度があり、一定期間内に取締りをした稔件数と評価点をもとにした署長賞制度などがあるので、個々の警官が功を焦った取締りを行うこともあると書かれています。

ただ、それもおおもとには、警察という組織自体の成果主義的な路線があるからではないでしょうか。

犯罪が起こってから解決に全力を挙げるのはいいのですが、警察に単純に成果主義を導入したら、ともすれば犯罪を作り出す「自作自演」だって起こり得るわけです。

株式会社とは質の違う、数字に対する目的意識や動機づけを考えないと、誤摘発それ自体の問題だけでなく、地域住民の警察に対する信頼関係も失われてしまい、それは結局他の犯罪捜査や治安維持にも悪影響を及ぼすのではないかなというふうに思います。
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元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...