2011年7月22日金曜日

平成21年・平成22年における交通違反内容別件数表


今日は、検挙された交通違反の内訳をみてみましょう。
(放置違反は件数に含みません)

平成21年の取締り総数は834万件。
平成22年の取締り総数は804万件。

平成22年度 警察が大好きな取締りベスト5発表!

1.スピード違反(30%!)
2.携帯電話使用違反(16%)
3.一時不停止(14%)
4.通行禁止(10%)
5.信号無視(9%)



この5つのジャンルで、80%を占めています。

特にスピード違反は237万件検挙。

ということは、
日本国内で一日あたり6500人が、
スピード違反で検挙
されていることになります。
(そりゃ、ツイッターでも、みんなつぶやくわけですね^^;)

おそらく、この6500人のほとんどの人が、
誰もが安全だと感じる場所で
取り締まられてしまっていると思います。
(ホントに危ない人は、そうそう捕まらない^^;)


というか、もし日本を走る全車両が
IT化されればドライバーの99.9%が、
日常的にいわゆるスピード違反を
犯していることが証明されるでしょう。




これって、なんだかおかしくないですか?
ドライバーの99%が
犯罪者なんですよ?


皆さんは、そんなに
危険で悪質な運転する人でしたっけ??

反則金収入を目当てとして
普通のドライバー99%を
犯罪者として取り締まる警察の罪は
果てしなく深いと思います。
(もはや交通課は国賊と呼べますね。)



・・・・そして、とある弁護士の言葉がワタクシの脳裏にこだまします。

現実と乖離した法の運用が行なわれ、
裁判所の判断が
健全な市民感覚や
科学的法則と遊離するときに、
法は危殆に瀕する。




警察の取締りを追認するだけの裁判所。


身をもってそれを体験したワタクシには
この弁護士さんの言葉が、ことの重大さをさらに認識させます。




違反区分
平成22
平成21
増減数
件数
構成比
件数
構成比
無免許
33,832
0.42%
36,817
0.44%
-2,985
酒酔い
848
0.01%
954
0.01%
-106
 
酒気
0.25以上
21,878
0.27%
22,756
0.27%
-878
帯び
0.25未満
17,047
0.21%
18,091
0.22%
-1,044
 
 
38,925
0.48%
40,847
0.49%
-1,922
 
小計
39,773
0.49%
41,801
0.50%
-2,028
50㌔オーバー
26,694
0.33%
28,701
0.34%
-2,007
50㌔未満
331,497
4.12%
358,046
4.29%
-26,549
30㌔未満
413,083
5.14%
446,540
5.35%
-33,457
25㌔未満
868,926
10.81%
949,258
11.37%
-80,332
20㌔未満
727,975
9.05%
763,252
9.15%
-35,277
15㌔未満
47
0.00%
52
0.00%
-5
 
小計
2,368,222
29.45%
2,545,849
30.50%
-177,627
信号無視
691,564
8.60%
696,314
8.34%
-4,750
歩行者妨害
63,771
0.79%
64,643
0.77%
-872
一時不停止
1,137,195
14.14%
1,194,391
14.31%
-57,196
過労運転等
60
0.00%
53
0.00%
7
積載10割以上
1,055
0.01%
1,022
0.01%
33
積載10割未満
2,622
0.03%
2,830
0.03%
-208
積載5割未満
2,277
0.03%
2,268
0.03%
9
(過積載の小計)
5,954
0.07%
6,120
0.07%
-166
 
積載方法等
12,231
0.15%
5,367
0.06%
6,864
 
小計
18,185
0.23%
11,487
0.14%
6,698
通行禁止
796,104
9.90%
791,131
9.48%
4,973
追越し・通行区分
291,799
3.63%
315,936
3.79%
-24,137
徐行
2,809
0.03%
3,174
0.04%
-365
整備不良車運転
65,272
0.81%
78,538
0.94%
-13,266
消音器不備
4,044
0.05%
4,184
0.05%
-140
踏切不停止等
121,589
1.51%
122,137
1.46%
-548
携帯電話使用等
276
0.00%
203
0.00%
73
危険違反
0.00%
0.00%
携帯電話使用等使用違反
1,317,099
16.38%
1,251,568
15.00%
65,531
右左折方法
79,818
0.99%
89,600
1.07%
-9,782
騒音運転等
349
0.00%
306
0.00%
43
その他
521,984
6.49%
526,110
6.30%
-4,126
駐停車禁止場所等違反
53,938
0.67%
56,387
0.68%
-2,449
 
うち放置駐車違反
46,629
0.58%
48,465
0.58%
-1,836
駐車禁止場所等違反
345,215
4.29%
428,993
5.14%
-83,778
 
うち放置駐車違反
322,695
4.01%
400,408
4.80%
-77,713
免許不携帯違反
88,046
1.09%
86,138
1.03%
1,908
合計
8,040,944
 
8,345,760
 
-304,816




余談ですが、過去10年の値を見ても、取締り数と死者数は関連性がないことがわかります^^
警察の取締りが、いかに自分たちの利権を目的に実施しているかを
如実に表していますね・・・・。

多くの交通違反や事故で被害にあった人を敵に回すブログだと個人的に思いました。







たしかに、ブログ「取締り110番」に記載されている情報は、
場合によっては悪用することも可能です。



そんな素朴な疑問を投げかけた方からのコメントと、
それに対する管理人さんからの回答を引用させていただきます。




ご参考にください。




・・・・以下、「取締り110番」にあるコメントから抜粋です。・・・・










Q.警官の取り締まりに憤慨するのもいいのですが、危険な運転で被害を受けた人もいることも忘れないでください。本当に違反をしていないということで争うのは大いに結構な話ですが、ブログを見ていると、違反をしても逃れる方法があるような記載になっていませんか。
不当な取締りと同時に危険運転をする運転手も批判してもらいたいです。わたしなんかも危うく引かれるところでした。多くの交通違反や事故で被害にあった人を敵に回すブログだと個人的に思いました。失礼な言い方になりましたがすみません。










A.コメントありがとうございます。おっしゃる通り危険運転をする運転手は道路上から排除すべきです。


その為には警察が危険度の高い違反を重点的に取締るようにならなくてはなりませんが、実際には実情に合っていない「誰もが安全だと感じ、容易に違反してしまう行為」ばかりを検挙し、住宅街を暴走するバイクや自動車を、白バイなどが本気で追尾しているのを見た事があるでしょうか?


私は、法令を条文通りに守る事が安全だとは思いません。実勢速度が80km/hの道路であれば、周囲に合わせて80km/hで走行するのが「安全かつ円滑な交通」だと思っています。


危険な違反で事故に遭われた際に、警察は本当に運転手の過失を詳細に調べ上げて、交通違反に関しても立件してくれますか?実際には安全運転義務違反と人身事故の点数だけで済ませてしまい、ケガで済めば(それがどれほど大怪我であっても)免停で済んでしまっているのが現状だと思います。


私は、理不尽な検挙(私からすれば違法性の面から構成要件を満たさない外形上の違反です)に毅然とした態度で否認する運転手が増え、危険度の高い違反を重点的に取締る警察に変わって欲しいと思っています。




事故防止にはもう一つ論点があります。それは、運転技術の未熟な者が我が物顔で道路を走っている免許制度の安易さです。それも結局は警察が基準を決めているようなもので、何が目的で人を殺しかねない鉄の塊を運転する権利を、運動神経の欠片もない者や、ボケ始めた高齢者にまで与えるのでしょうか?




軽微な違反を容認し、検挙に否認で対抗する者を非難しても、警察の取締りが理不尽なものであることに変わりはありません。


警察の取締り手法さえ変われば、危険な違反は確実に減らせます。


飲酒運転の取り締まりなどは、場所を移しながら繁華街周辺で毎晩やらなくては意味がありません。休日の午前中に見通しの良い大通りでネズミ捕りのテントを張る人員がいるのであれば、毎晩飲酒検問も可能なはずです。なのに警察はしない。








理不尽な検挙に対抗する方法を論じるのがこのブログの趣旨ですので、違反をしても逃れる方法があるとのご指摘はその通りです。警察が法の運用を履き違えているのですから、法の範囲内で否認の権利を行使し、血税を貪っている地方公務員相手に審査請求や苦情申立をすることは、決して間違っていないと私は思います。












こんな管理人がいるブログに興味が出た人はこちら^^


道交法違反・交通違反で否認を貫き
警察と闘うブログ




2011年7月21日木曜日

石川遼選手「無免許」運転、埼玉県警が書類送検

読売新聞 7月21日(木)11時22分配信
男子プロゴルフの石川遼選手(19)が日本国内では無効の国際運転免許証で自動車を運転していた問題で、埼玉県警は20日、石川選手を道交法違反(無免許運転)容疑でさいたま地検に書類送検した。

県警によると、石川選手は5月、自宅と千葉県のゴルフコース間で、車を無免許で運転した疑い。

2月から始まった米国遠征中に国際運転免許証を取得。4月に帰国して以降、国内ツアーからの帰路や自宅周辺などで車を運転していたという。海外で取得した国際運転免許証の場合、現地での滞在期間が3か月未満だと、国内では無効になる。石川選手はこの規定を知らなかったという。
最終更新:7月21日(木)11時22分

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いわゆる赤切符の事案なんですけど、
さいたま地検は恐らく不起訴(起訴猶予)扱いと
するでしょうから、刑事事件でも裁かれないという
オチですかね^^
(無免許だから、行政処分もかからんわけで^^;)


まてよ、日本「国外」で取得した免許証を
国際免許として国内で使うと、


不当に取り締まられても「行政処分なし!」


キタコレ!!


ひらめきました!



さっそくフィリピン行きのチケットは幾らくらい?
なんて、Webを調べていると、


日本人又は在日外国人が日本国外で取得した国際運転免許証により日本国内で運転する場合は、日本国外(必ずしも発給した国・地域である必要はない)へ出国後3か月以上(通算でなく連続で。期間計算には日本からの出国当日不算入)経過して日本へ帰国・再入国したものでない場合、日本国内では効力を有しないものとなり道交法違反(無免許運転)となる。この場合、日本での仮免許証扱いからの講習と実技で日本の免許の交付措置を受けることが必要となる。


そもそも、りょうくんもこの条文のせいで
お縄になったんだろうがwwww

なんて、野暮な突っ込みは無用です・・・w
#あと、取得国での免許書更新ってのも、めんどくさいですよね。。。


やはり、不当な取締りに対抗すべく、
今日も勉強するしかありませんね^^;


道交法違反・交通違反で否認を貫き
警察と闘うブログ

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...