2011年8月9日火曜日

反則金制度が育むバケモノ---交通安全対策特別交付金勘定---警察官僚の利権


 さて、交通違反で青切符をきられた皆さんの95%が、素直に支払っている

「反則金」


このお金は、総務省にあつめられますが、

 「交通安全対策特別交付金」として、

事故の多い各都道府県に
交通安全の実現のためという
使途を限定された形で再配布されます。

まあ、その金で警察OBが巣くう、


ガードレール設置会社なんかが潤うわけです。


しかし、この予算の原資は、
交通違反が検挙されて初めて発生するごのお金。
ようは、私たちドライバーから直接巻き上げるお金です。


そして、総務省はあらかじめこの金額を

概算要求として公表しています。




コレハ決意表明デスカ????



で、この金を集めないと叱られるので、現場警察官は

一生懸命、安全な交通違反を

取り締まるわけです。


ちなみに、現場警官にお金の還元はなく、
あくまで上司からほめられ、出世できるわけです。
(検挙件数で管理されます。)



いまをときめく経産省(むかしは厚生省)

でも話題の官僚利権。

警察官僚だって全く同じです。

もう彼等を好き勝手にさせることを

やめませんか?


以下、総務省の公式資料から引用です。
文末赤字分にご注目。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   


 総論
 成2年度求にいて域な徹底算の直 しを行、新たな成長分に振り向けると方針で取りまと

○既施策の見直しにり4億円を減し、省の重要策課題 に振りけるとともに、算要求組替え基を25億円上回削減 努力とた。

○経成長、国民生活安定・安全等を現するため、「気な日 本復活別枠」には、「域主権改革の積的な推進」、「CT 維新ビョン 2.0 の推進、「消防防災行の推進」等の施に要 する経399億円を要


年度望額                             18 5,238 億円

成2年度予額                                      18 5,936 円 比増減額                                                                    △698 億円


○組別予額                                                       (単

組          織
平成年度
要求額A
平成年度
予    算    額
比較減額
(A
増減率
(C/B
総        務         本        省 管 局 総   合   通      信     局
調

消              防              庁
184,762

170

129

5

172
185,461

202

138

6

129
699

32

9
1

43
0.4

15.8

6.5
3.4

33.3
185,238
185,936
697
0.4
地方入れ
175,497
174,777
720
0.4
一        般         歳        出
9,742
11,159
1,417
12.7


①恩     給     費

6,246

6,762
516
7.6
②そ経費
3,496
4,397
901
20.5

1:般歳出は地方交付税等財源繰入(地方交付税財源及び地方特例交付金財源の交付税及び 譲与税配付金特別会計への繰入れに必要な経費)を除いたもの。
2:計数はそれぞれ四捨五入しているので、合計が一致しない場合がある。




    及び配付会計




    び譲与金勘定



(単位:億円)



区 分

項            目
平成23年度
概算要求
平成22年度
予    算     額 B
比較増減額
(A-B) C
C/B
(%)

地 方 交 付 税

一般会から繰入れ 子 剰 用 返                

173,135
△    4,530
0
0

170,945
△    5,712
3,700
2

2,190
1,182
3,700
△         2

1.3
20.7
皆減
99.9
168,605
168,935
△     330
△   0.2
地 方 特 例 交 付 金

一般会計からの繰入れ うち児童手当及び子ど も手当特例交付金 減収補てん特例交
付金

2,362
479

1,883

3,832
2,337

1,495

1,470
1,858

388

38.4
79.5

25.9
般会から繰入れ 合計

175,497

174,777

720

0.4

地 方 譲 与 税


方譲税譲


19,181


19,171


10


0.1



【地交付税】


表示単位未満を四捨五入しており、積み上げと一致しない場合がある。


 この概算要算要組替え基「財政運営等を前提とた仮置き計数であ。 そ考え方等は紙「平成 23 年度地方交税の概算要求の要」のとおである。
 国税及び地税の税見積り等についは、名経済成長率、弾値等にいて一定の前提を 、機械的に算している。
 交付税特別会計のあり方につては、予算編成過程で検を行い、必要な場合には概算 の修正を行
 覚書に基づいて一般会計から加算するととさている額についは、平22年度と同様、 法定に加算すているがの状況にて要求 をう場合があ
 地方交付税国税収金整理資金から直接、付税及び譲与税付金特会計に繰り入れる について、後、検討をい、必要な合には、法正及び概算求の修正をう。
方特例交付この概算要求は、仮置きの計数であり「児童当及び子ども手特例交金」及び「減収補
てんいては、見込額を。今後、情勢の
、税制改正内容、国の算編成の動等を踏まえ要求内容の正を行う。


2    対策特金勘定
(単位:億円)


項       目
平成23年度
概算要求
平成22年度
予    算     額 B
比較増減額
(A-B) C
C/B
(%)

交通付金

732

757

△25

△3.3











2011年8月3日水曜日

理由無く青切符反則金を払う人は、原子力安全保安院や東電を叱責できない!?



ちょっと唐突ですが、
昨今、組織改編が話題の「原子力安全保安院」は、
「安全」という観点から経済産業省・電力事業者を管理監督することを
目的に設置された機関でした。


しかし、実質的には経済産業省に支配され、
管理するどころか管理される側となりはて、
まったく安全の守護者としての役目をはたせない挙げ句の果て、
今回の震災では、国難を一層やっかいなものに仕立てことに
決定的な役割を果たしてくれました。


いや、ほんとに有能な官庁だったことで。。。。
この人達の給料って、税金から払ってたんですけど・・w


保安院の実効性は不足していたかも
しれないが、少なくとも法的には、
自分たちは手続きに沿って正しく
事を進めてきた。

だから、どれだけ東電がセシウム137を
ばらまいても、自分達経産省や保安院の
官僚が直接訴えられることは、
1マイクロシーベルトもないぜ?

むしろ悪いのは民間の東電なんだよ?


(自分たち本意で策定した)法を守っていれば、セシウムばらまいても責任とりません。
だって、ルールまもっているから。
・・・耐震基準を策定した官僚個人を、国家反逆罪(日本にないかw)で
告訴してやりたいですな。


この、やらせ「権力拮抗構造」は、
経産省だけのお家芸ではなく、
まったくもって「警察」と「公安委員会」の
関係にあてはまります。

念のため、公安委員会とはなにかを、以下Wikiから引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
警察庁の管理のために、内閣総理大臣の所管のもとに国家公安委員会(別項目)と、都道府県警察の管理を自治事務として行う都道府県公安委員会地方自治法第180条の9警察法第38条)とがある。
都道府県公安委員会は都道府県知事の所轄に置かれる。
北海道では、さらに、4つの方面本部ごとにこれを管理する方面公安委員会が設置されている。

権限 

都道府県公安委員会は都道府県警察の運営を管理する権限を有する。公安委員会が警察の民主的運営と政治的中立性に鑑み、警察行政の大綱方針を定め、警察行政の運営がその大綱方針に則して行われるよう都道府県警察に対して事前事後の監督を行う。
しかし、警察事務の執行が法令に違反し、あるいは国家公安委員会の定める大綱方針に則していない疑いが生じた場合には、その是正又は再発防止のため、具体的事態に応じ、個別的又は具体的に採るべき措置を指示し得る。その他、法令の規定に基づいて、運転免許、交通規制、風俗営業の許可、デモ行進の届出受理などの事務を行う。

この座組での問題点として、
  • 警察本部庁舎内に事務局が置かれており、事務作業も警察官が行うため、制度として中立性や情報の機密が担保されていない。
  • 都道府県知事や議会に警察に対する直接の権限がないため、警察不祥事が発生しても、公安委員会を介さなければ、真相究明、処罰などを行うことができない。
  • 実際の運用にあっては地元名士や財界有力者が公安委員に任命されるケースが少なくなく、警察や司法に精通していない者が就任してしまうという問題が指摘されている。そのような場合、委員が彼らの名誉職のようなポストにもなっており、委員会自体が強い権限を持っていてもメンバーに問題があり、うまく機能しないことが多いといわれている。また、警察側の発言力が強いため、警察側の発言権や意向が全面優先され、警察主導で議事が決定してしまうことが全国においてしばしば発生しており、問題視されている。実際、ほとんどの自治体において公安委員会は「目付役」でありながら警察側の意向に異議を唱えることがほとんどなく、都道府県において多かれ少なかれこの気質は存在している。国家側でも国家公安委員会警察庁が意見対立することは滅多になく、大半の場合、警察庁側の意向は国家公安委員会に受け入れられている。


もう茶番でコント^^
自分たちの監視役を、自分たちの庭に住まわせて、
金以外身の回りの世話を全部してあげる。
どんだけ外形的な監視役www
これ、公安委員会を原子力安全保安院、警察庁を経済産業省と
読み替えると、笑えるぐらいおなじように、
実効性のない権力拮抗システムであることが理解できます。

ワタクシたちは、きっちり官僚プロデュースによる
合法的国民搾取ゲームに、おもしろいように巻き込まれています。


警察って、どんだけ無敵状態なんすかね?
ちなみに、こと交通違反に限って言えば、頼みの綱である検察と裁判所さえ、
警察の主張をさらっと認めます・・・。

たぶん、この手の交通違反事案、めんどくさいだけなんでしょう・・。
つまり、検察、裁判所さえも、
国民の利益には無関心な証左です。
(所詮お役人です。)


・・・そりゃ、これだけ抑止力がなければ、
(すくなくとも交通違反取締りは)やりたい放題にできます。
だって、役人が一番嫌いな、
上司に「怒られることがない」からです。
そして代償は年間700億円以上^^
濡れ手に粟とは、まさにこのこと。


そして、ワタクシ個人としてはこう思います。

納得できない警察の交通違反取締りに、さしたる理由(資格剥奪による失業)もなく、
おとなしく反則金を払って済ましてしまう人に、
経産省や東京電力を叱責する
資格は無いのかもしれないと。

なぜなら、経産省と東京電力のような、自分たちが食べてゆくために、
「巨大津波なんてくるわけないから、対策とか考えるだけ時間・コストの無駄。」
「もし最悪の事故がおこったら、税金でまかなえばいいんじゃないの?」
という私利私欲に目がくらんだ危ない利権連合を放置してきた如く、


警察一家OBの食い扶持を守るためだけに、
ドライバーの大多数を犯罪者扱いして、
その免罪符として反則金を徴収する
利権構造を、経産省・保安院と同じく、
再び放置するわけですから。


つまり、
安易に反則金を支払うことによって、
多くの善良な国民に不利益を与える、
官僚利権の維持に、自から協力して
いるわけですから。


そんな方々に非難されたら、
そりゃ経産省や保安院、東京電力もかわいそうでしょう。

なんたって、

同じく国民に不利益を与えているにも
関わらず、警察利権維持に協力してくれて、
経産省利権維持に協力してくれない!

一応いままで、きちんと発電して、大規模停電とかさせなかったし、
少なくとも、警察の交通違反取締よりはみんなの役にたっているはずなのに、
「同じ構図なのに、不公平だYO!!」

自分が経産省の役人なら、
そのように省庁の真ん中で叫びます^^



今後、原子力保安院と経産省の関係を放置したワタクシたちのツケは、
さまざまな税金という形で、ワタクシたち自身が支払うことになるでしょう。

そしていつか、公安委員会と警察の関係を放置したツケも、
ワタクシたち自身が支払うことになるでしょう。
・・・・そのときは指一本ですみますかねぇ・・・。


官僚とは、個人レベルで有能な人材が多くいることは間違いありません。
しかし、組織になったとたん省益最優先で、国益、ましてや国民の利益など100%無視します。
(薬害エイズ問題などはまだ記憶に新しい厚生労働省と事業者の癒着構造ですね)
とにかく自省の利益=天下りを含めて自省職員の食い扶持を確保しようとします。
だって、省益をもたらさないと、
自省内で出世できないんですから。
(みなさんも、ご自身の組織内ではそうではないでしょうか^^;)


そういう意味では、この国は長らくの平和の中で
もはや、あちこちで官僚という悪性腫瘍に犯されているかのように見えます。


・・・しかし、自分は断固がん細胞と闘います!

なぜなら、

この戦いに痛みはないからですwwww

そう、地下に潜る必要もなく、自宅でOK。
もちろん法を犯す必要もありません。

敵が合法的国民収奪ゲームをしかけてくるなら、
ワタクシたちも合法的に否認ゲームをするのみです。


なので、みなさんもお気軽に戦場へ^^;



ワタクシは、
無能官僚に国を滅ぼされるなんて、
まっぴらごめんです!!

2011年8月1日月曜日

青切符を否認した結果、起訴されたら「前科一犯」になる??

どれどれ、赤切符否認→裁判→有罪→前科一犯の
ワタクシが通りますよ^^

今日は取締り110番のコメント欄から、タイトルの件で拾ってみました。
 
 
 
質問 (つっちー)
2011-08-01 16:15:27
 
いつもこちらのブログを読ませていただきながら、勉強させていただきています。質問があります。 「罰金(否認した時点で反則金とは呼ばなくなる)を納める必要はなくなり、お金は1円も取られません。ごく稀に1%以下の確率で起訴されるケースもありますが、起訴されて科料もしくは罰金になっても、科料額が反則金額と同額のものと、ぴったり1万円のものありますが、99%以上不起訴になりますので、「6,000の反則金が、否認して1%未満の確率で起訴されたら1万円になるから嫌だ」という人以外は、否認した方が1円も支払わずに済むということです。」 とありますが、起訴されて罰金を払うのは全然問題ないとして、罰金刑になるということは前科者になってしまうということでしょうか? もしよければ回答ください。よろしくお願いします

ご回答 (rakuchi)
2011-08-01 21:52:05
>>つっちーさん 以下のサイトのQ6がその答えになると思います。 http://rules.rjq.jp/faq.html 引用します。 前科一犯になりますが、交通違反に関する前科者は膨大な人数が対象になるわけで大抵の場合は交通関係の前科者の場合特別不利益になることはありません。
特定の職業(公務員や一部の国家試験)では前科条件があっても「道路交通法関連は除く」という条件が記されています。つまり気にする必要はありません。
尚、前科は5年で消滅します。 青切符の起訴率は本当に低いですから、オービス以外なら否認すればまず不起訴確定です。稀にネズミ捕りなどで起訴される事例がありますが、反則行為に対する否認は、放射能の暫定基準値を信じて汚染された食物を食べる場合の100倍以上安全でしょうね。
 

パトカー蹴ったバイク男性、追跡中に衝突死



31日午前1時9分頃、千葉県大網白里町仏島の県道で、バイクの男性が、警戒中の千葉県警東金署のパトカーを追い抜きながら足で蹴った。

パトカーに追跡されたバイクは約6キロ先の道路脇のカーブミラーの支柱に衝突し、男性は頭を強く打ち、約1時間後、死亡した。
同署の発表によると、死亡したのは、九十九里町片貝、派遣社員佐久間徹さん(38)。パトカーは赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして停止を呼びかけながら約6分間追跡。バイクは応じず、時速50キロ前後で逃走を続けたという。同署の宮本正明副署長は「適正な職務執行と考えている」としている。
同署は、被疑者死亡のまま、佐久間さんを公務執行妨害容疑と道交法違反容疑(安全運転義務違反)で書類送検する方針。
(2011年8月1日09時22分  読売新聞)

事故現場周辺地図です。


大きな地図で見る




ミニバイクで走行していた38歳の容疑者。
もし彼が、血気盛んな10代の若者なら、
ある夏の午前一時前後に、
青春のメモリアルとしてパトカーに
蹴り入れるケースも想像できます^^;
(共感はできませんが・・w)


事故車両を見る限り、無改造車両。
ミラーも付いてますし、
マフラーさえノーマルですね。
いわゆるやんちゃな男の子が
好む車両はありません。

ホントのところ、何があったんでしょうね・・?

・・・パトカーのダッシュボードに搭載している
ビデオ映像が公開されれば、
警察の言い分を信じてもよいかと思いますが、

それを公開しないならば、
逆に「正当」な追跡ではなかったのではないかと
思ってしまう今日この頃です。

なにせ、死人に口なしですからね。。
(まあ、死んでなくても、裁判所は機械的に警察が正しいと判断しますがね^^;)


自分も気を付けます。。。w

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...