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2011年8月3日水曜日

理由無く青切符反則金を払う人は、原子力安全保安院や東電を叱責できない!?



ちょっと唐突ですが、
昨今、組織改編が話題の「原子力安全保安院」は、
「安全」という観点から経済産業省・電力事業者を管理監督することを
目的に設置された機関でした。


しかし、実質的には経済産業省に支配され、
管理するどころか管理される側となりはて、
まったく安全の守護者としての役目をはたせない挙げ句の果て、
今回の震災では、国難を一層やっかいなものに仕立てことに
決定的な役割を果たしてくれました。


いや、ほんとに有能な官庁だったことで。。。。
この人達の給料って、税金から払ってたんですけど・・w


保安院の実効性は不足していたかも
しれないが、少なくとも法的には、
自分たちは手続きに沿って正しく
事を進めてきた。

だから、どれだけ東電がセシウム137を
ばらまいても、自分達経産省や保安院の
官僚が直接訴えられることは、
1マイクロシーベルトもないぜ?

むしろ悪いのは民間の東電なんだよ?


(自分たち本意で策定した)法を守っていれば、セシウムばらまいても責任とりません。
だって、ルールまもっているから。
・・・耐震基準を策定した官僚個人を、国家反逆罪(日本にないかw)で
告訴してやりたいですな。


この、やらせ「権力拮抗構造」は、
経産省だけのお家芸ではなく、
まったくもって「警察」と「公安委員会」の
関係にあてはまります。

念のため、公安委員会とはなにかを、以下Wikiから引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
警察庁の管理のために、内閣総理大臣の所管のもとに国家公安委員会(別項目)と、都道府県警察の管理を自治事務として行う都道府県公安委員会地方自治法第180条の9警察法第38条)とがある。
都道府県公安委員会は都道府県知事の所轄に置かれる。
北海道では、さらに、4つの方面本部ごとにこれを管理する方面公安委員会が設置されている。

権限 

都道府県公安委員会は都道府県警察の運営を管理する権限を有する。公安委員会が警察の民主的運営と政治的中立性に鑑み、警察行政の大綱方針を定め、警察行政の運営がその大綱方針に則して行われるよう都道府県警察に対して事前事後の監督を行う。
しかし、警察事務の執行が法令に違反し、あるいは国家公安委員会の定める大綱方針に則していない疑いが生じた場合には、その是正又は再発防止のため、具体的事態に応じ、個別的又は具体的に採るべき措置を指示し得る。その他、法令の規定に基づいて、運転免許、交通規制、風俗営業の許可、デモ行進の届出受理などの事務を行う。

この座組での問題点として、
  • 警察本部庁舎内に事務局が置かれており、事務作業も警察官が行うため、制度として中立性や情報の機密が担保されていない。
  • 都道府県知事や議会に警察に対する直接の権限がないため、警察不祥事が発生しても、公安委員会を介さなければ、真相究明、処罰などを行うことができない。
  • 実際の運用にあっては地元名士や財界有力者が公安委員に任命されるケースが少なくなく、警察や司法に精通していない者が就任してしまうという問題が指摘されている。そのような場合、委員が彼らの名誉職のようなポストにもなっており、委員会自体が強い権限を持っていてもメンバーに問題があり、うまく機能しないことが多いといわれている。また、警察側の発言力が強いため、警察側の発言権や意向が全面優先され、警察主導で議事が決定してしまうことが全国においてしばしば発生しており、問題視されている。実際、ほとんどの自治体において公安委員会は「目付役」でありながら警察側の意向に異議を唱えることがほとんどなく、都道府県において多かれ少なかれこの気質は存在している。国家側でも国家公安委員会警察庁が意見対立することは滅多になく、大半の場合、警察庁側の意向は国家公安委員会に受け入れられている。


もう茶番でコント^^
自分たちの監視役を、自分たちの庭に住まわせて、
金以外身の回りの世話を全部してあげる。
どんだけ外形的な監視役www
これ、公安委員会を原子力安全保安院、警察庁を経済産業省と
読み替えると、笑えるぐらいおなじように、
実効性のない権力拮抗システムであることが理解できます。

ワタクシたちは、きっちり官僚プロデュースによる
合法的国民搾取ゲームに、おもしろいように巻き込まれています。


警察って、どんだけ無敵状態なんすかね?
ちなみに、こと交通違反に限って言えば、頼みの綱である検察と裁判所さえ、
警察の主張をさらっと認めます・・・。

たぶん、この手の交通違反事案、めんどくさいだけなんでしょう・・。
つまり、検察、裁判所さえも、
国民の利益には無関心な証左です。
(所詮お役人です。)


・・・そりゃ、これだけ抑止力がなければ、
(すくなくとも交通違反取締りは)やりたい放題にできます。
だって、役人が一番嫌いな、
上司に「怒られることがない」からです。
そして代償は年間700億円以上^^
濡れ手に粟とは、まさにこのこと。


そして、ワタクシ個人としてはこう思います。

納得できない警察の交通違反取締りに、さしたる理由(資格剥奪による失業)もなく、
おとなしく反則金を払って済ましてしまう人に、
経産省や東京電力を叱責する
資格は無いのかもしれないと。

なぜなら、経産省と東京電力のような、自分たちが食べてゆくために、
「巨大津波なんてくるわけないから、対策とか考えるだけ時間・コストの無駄。」
「もし最悪の事故がおこったら、税金でまかなえばいいんじゃないの?」
という私利私欲に目がくらんだ危ない利権連合を放置してきた如く、


警察一家OBの食い扶持を守るためだけに、
ドライバーの大多数を犯罪者扱いして、
その免罪符として反則金を徴収する
利権構造を、経産省・保安院と同じく、
再び放置するわけですから。


つまり、
安易に反則金を支払うことによって、
多くの善良な国民に不利益を与える、
官僚利権の維持に、自から協力して
いるわけですから。


そんな方々に非難されたら、
そりゃ経産省や保安院、東京電力もかわいそうでしょう。

なんたって、

同じく国民に不利益を与えているにも
関わらず、警察利権維持に協力してくれて、
経産省利権維持に協力してくれない!

一応いままで、きちんと発電して、大規模停電とかさせなかったし、
少なくとも、警察の交通違反取締よりはみんなの役にたっているはずなのに、
「同じ構図なのに、不公平だYO!!」

自分が経産省の役人なら、
そのように省庁の真ん中で叫びます^^



今後、原子力保安院と経産省の関係を放置したワタクシたちのツケは、
さまざまな税金という形で、ワタクシたち自身が支払うことになるでしょう。

そしていつか、公安委員会と警察の関係を放置したツケも、
ワタクシたち自身が支払うことになるでしょう。
・・・・そのときは指一本ですみますかねぇ・・・。


官僚とは、個人レベルで有能な人材が多くいることは間違いありません。
しかし、組織になったとたん省益最優先で、国益、ましてや国民の利益など100%無視します。
(薬害エイズ問題などはまだ記憶に新しい厚生労働省と事業者の癒着構造ですね)
とにかく自省の利益=天下りを含めて自省職員の食い扶持を確保しようとします。
だって、省益をもたらさないと、
自省内で出世できないんですから。
(みなさんも、ご自身の組織内ではそうではないでしょうか^^;)


そういう意味では、この国は長らくの平和の中で
もはや、あちこちで官僚という悪性腫瘍に犯されているかのように見えます。


・・・しかし、自分は断固がん細胞と闘います!

なぜなら、

この戦いに痛みはないからですwwww

そう、地下に潜る必要もなく、自宅でOK。
もちろん法を犯す必要もありません。

敵が合法的国民収奪ゲームをしかけてくるなら、
ワタクシたちも合法的に否認ゲームをするのみです。


なので、みなさんもお気軽に戦場へ^^;



ワタクシは、
無能官僚に国を滅ぼされるなんて、
まっぴらごめんです!!

2011年7月22日金曜日

平成21年・平成22年における交通違反内容別件数表


今日は、検挙された交通違反の内訳をみてみましょう。
(放置違反は件数に含みません)

平成21年の取締り総数は834万件。
平成22年の取締り総数は804万件。

平成22年度 警察が大好きな取締りベスト5発表!

1.スピード違反(30%!)
2.携帯電話使用違反(16%)
3.一時不停止(14%)
4.通行禁止(10%)
5.信号無視(9%)



この5つのジャンルで、80%を占めています。

特にスピード違反は237万件検挙。

ということは、
日本国内で一日あたり6500人が、
スピード違反で検挙
されていることになります。
(そりゃ、ツイッターでも、みんなつぶやくわけですね^^;)

おそらく、この6500人のほとんどの人が、
誰もが安全だと感じる場所で
取り締まられてしまっていると思います。
(ホントに危ない人は、そうそう捕まらない^^;)


というか、もし日本を走る全車両が
IT化されればドライバーの99.9%が、
日常的にいわゆるスピード違反を
犯していることが証明されるでしょう。




これって、なんだかおかしくないですか?
ドライバーの99%が
犯罪者なんですよ?


皆さんは、そんなに
危険で悪質な運転する人でしたっけ??

反則金収入を目当てとして
普通のドライバー99%を
犯罪者として取り締まる警察の罪は
果てしなく深いと思います。
(もはや交通課は国賊と呼べますね。)



・・・・そして、とある弁護士の言葉がワタクシの脳裏にこだまします。

現実と乖離した法の運用が行なわれ、
裁判所の判断が
健全な市民感覚や
科学的法則と遊離するときに、
法は危殆に瀕する。




警察の取締りを追認するだけの裁判所。


身をもってそれを体験したワタクシには
この弁護士さんの言葉が、ことの重大さをさらに認識させます。




違反区分
平成22
平成21
増減数
件数
構成比
件数
構成比
無免許
33,832
0.42%
36,817
0.44%
-2,985
酒酔い
848
0.01%
954
0.01%
-106
 
酒気
0.25以上
21,878
0.27%
22,756
0.27%
-878
帯び
0.25未満
17,047
0.21%
18,091
0.22%
-1,044
 
 
38,925
0.48%
40,847
0.49%
-1,922
 
小計
39,773
0.49%
41,801
0.50%
-2,028
50㌔オーバー
26,694
0.33%
28,701
0.34%
-2,007
50㌔未満
331,497
4.12%
358,046
4.29%
-26,549
30㌔未満
413,083
5.14%
446,540
5.35%
-33,457
25㌔未満
868,926
10.81%
949,258
11.37%
-80,332
20㌔未満
727,975
9.05%
763,252
9.15%
-35,277
15㌔未満
47
0.00%
52
0.00%
-5
 
小計
2,368,222
29.45%
2,545,849
30.50%
-177,627
信号無視
691,564
8.60%
696,314
8.34%
-4,750
歩行者妨害
63,771
0.79%
64,643
0.77%
-872
一時不停止
1,137,195
14.14%
1,194,391
14.31%
-57,196
過労運転等
60
0.00%
53
0.00%
7
積載10割以上
1,055
0.01%
1,022
0.01%
33
積載10割未満
2,622
0.03%
2,830
0.03%
-208
積載5割未満
2,277
0.03%
2,268
0.03%
9
(過積載の小計)
5,954
0.07%
6,120
0.07%
-166
 
積載方法等
12,231
0.15%
5,367
0.06%
6,864
 
小計
18,185
0.23%
11,487
0.14%
6,698
通行禁止
796,104
9.90%
791,131
9.48%
4,973
追越し・通行区分
291,799
3.63%
315,936
3.79%
-24,137
徐行
2,809
0.03%
3,174
0.04%
-365
整備不良車運転
65,272
0.81%
78,538
0.94%
-13,266
消音器不備
4,044
0.05%
4,184
0.05%
-140
踏切不停止等
121,589
1.51%
122,137
1.46%
-548
携帯電話使用等
276
0.00%
203
0.00%
73
危険違反
0.00%
0.00%
携帯電話使用等使用違反
1,317,099
16.38%
1,251,568
15.00%
65,531
右左折方法
79,818
0.99%
89,600
1.07%
-9,782
騒音運転等
349
0.00%
306
0.00%
43
その他
521,984
6.49%
526,110
6.30%
-4,126
駐停車禁止場所等違反
53,938
0.67%
56,387
0.68%
-2,449
 
うち放置駐車違反
46,629
0.58%
48,465
0.58%
-1,836
駐車禁止場所等違反
345,215
4.29%
428,993
5.14%
-83,778
 
うち放置駐車違反
322,695
4.01%
400,408
4.80%
-77,713
免許不携帯違反
88,046
1.09%
86,138
1.03%
1,908
合計
8,040,944
 
8,345,760
 
-304,816




余談ですが、過去10年の値を見ても、取締り数と死者数は関連性がないことがわかります^^
警察の取締りが、いかに自分たちの利権を目的に実施しているかを
如実に表していますね・・・・。

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...