富山県警が実際にどんな運用をしているか気になります。
・・・これにマジメに取り組むならば、
警察OB利権に直結する危険性があります。
その悪しき慣習を自ら断ち切るなど
たかだか役人にできるとは到底思えません。
・・・富山県警はともかく、
是非とも日本全国の交通違反取締について、
実施した場所・時間帯を公表してもらいたいものです。
もちろん、事故統計を照らし合わせながらね。
どれだけ事故抑止に役立つ取締であるかを
私たちドライバーに説明する責任は、
警察の責任に他ならないですよね?
取締り110番
道交法違反・交通違反で否認を貫き
警察と闘うブログ
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県警は今年度から、事前に交通事故の多い時間帯や路線を分析して、より実態に即した取り締まりを始めた。古屋国家公安委員長が6月、「取り締まりのための取り締まりになっている」と発言し、速度違反の取り締まり方法について見直しが進む中、県警は従来は少なかった富山市中心部などでも積極的に実施。県警交通指導課は「事故防止に直結させたい」としている。
6月24日午後、同市西四十物町で富山中央署が行った速度違反の取り締まり。現場は片側2車線の幹線道路の市道で、制限速度は40キロ。JR富山駅から南に1・5キロ離れた市中心部で、周囲は住宅街で小道が多い。署員は速度違反をした車を市道を左折した小道に誘導。警察車両の待機スペースは、事前に住民の理解を得て確保した。署員は違反者に「事故が多いので、注意して」と諭していた。
同署によると、この現場近くでは昨年11月、自転車で横断中の高齢者が車にひかれて死亡。市中心部を管轄する同署は、違反車を誘導できる場所が少なく、同署幹部は「取り締まりがしづらい」とこぼす。今回は、県警交通指導課から事故の多い時間帯と路線のデータを提供してもらい、場所を選定した。同署は「市中心部での取り締まりは増えている」と話す。
同課によると、これまで取り締まりは各署が独自に路線や時間帯を決めて実施し、誘導スペースが確保しやすい郊外や幹線道路中心だった。だが、4月からは同課が各署管内ごとに人身事故の件数を時間帯別にグラフ化。事故の多い路線を書き加えた分析データを各署に配布した上で、事故の多い路線を中心に取り締まるよう指示した。
6月19~21日には県内一斉の取り締まりを行い、3日間で速度違反242件を検挙。7月1日から8月末までは「交通死亡事故ストップ作戦」として、速度違反の取り締まりを強化する予定だ。
速度違反の取り締まりを巡っては、古屋国家公安委員長が6月4日の定例記者会見で、歩行者のいない50キロ制限の片側2車線の直線道路を例に挙げ、「交通の流れで70キロくらい出る。そういう所(での取り締まり)は疑問」と述べるなど、全国的に見直しの必要性が高まっている。
県警交通指導課は「今後も実態に即した取り締まりを行い、死亡事故を抑止していきたい」としている。
(2013年7月1日 読売新聞)