本ブログの本家である、
「取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ」に
興味深い白バイ関連の記事でていますので転載いたします。
お暇なときにでも、本家を覗いてみてください。
特にコメントページがおもしろいですよ。
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GIさんが白バイ追尾による検挙を受けそうになり、結果的に警告指導で済んだ事例を紹介いたします。こちらの対応が異なると、結果が変わるという良い事例だと思います。赤字は私が入れたものです。以下本文先日の出来事をお伝えしたいと思います。私が10月に体験したことです。危うく冤罪になる事例です。私がバイクで片側4車線のバイパス(制限60km)の第3車線を走行している時です。前のトラックを抜くために4車線目に車線変更し追い越しをしようとしました。その時、遙か後ろの1車線から赤灯が猛スピードで近づいてくるののがわかり、すぐ追い越し終了後トラックの前(3車線目)に入りました。そしてすぐに急ブレーキをかけ、速度を落としました。するとまもなく、2車線目から白バイが追い付いて来ました。そしてついてくるように指示されました。その後、近くのインターからバイバスを降り、停車しました。すると、こんにちは、○○県警交通機動隊の××です。何キロ出していましたか~?と近づいて来ました。私はすぐどの地点から何メートル追尾して速度を計測しましたか?と質問しました。なぜなら白バイのメーターの中には77kmと速度違反の値が見えたからです。私は速度違反は成立しないと確信しました。なぜなら1.同じ車線で測定していない2. トラックが走っており、白バイからは死角になっている。3.計測できたとしても距離が離れすぎている。4. 白バイは路肩に停車し、そこから私を発見して発進、2車線目から追跡してきた。以上の点から私は強気で取り調べに望みました。話の内容は割愛させていただきますが、最終的には17km/h超過のことはなにも触れられませんでした。そして切符も切られず、口頭注意になりました。また、白バイ隊員との会話の中であなたのような詳しい知識を持っている人だと諦めてしまう警察官もいるよと言われました。そして運転していた事実は確認しているから免許だけ確認させてといわれたので、本当に見せるだけで渡す必要はないかと確認すると、渡す必要はないと言ったので免許を見せ、有効を確認するとしまいました。話が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、白バイは自由に速度違反を作れる、冤罪を簡単に作れてしまうということです。白バイ隊員との会話の中で、速度違反の値は自由に作れる、ただ俺はこの仕事に誇りを持ってやっているから絶対にやらないと言っていました。ただ、警察の不祥事がこれほど多いことを考えると、悪用する人間も出てくるでしょう。白バイの点数稼ぎの犠牲になるのは法的知識のない人です。ここからは管理人のコメントですが、取調べの冒頭で「どのように計測したのか?」と警察側の行動について尋ねているのが良い点です。警察は「俺はそんなに出していない」とか「違反をしたつもりはない」などの、被疑者側の行動についての言い訳は聞き慣れていますから強硬に出てきます。しかし、自らの行動について冷静沈着に質問されると、余程の経験と胆力がある者か、何も考えていないバカ(案外これも多いですが…)以外は、答えに窮して強硬な態度には出にくくなります。まして、そこでおもむろに録音を開始されたりすればなおさらです。GIさんが白バイが正しく計測していないと判断した4点については、私の解釈は少し異なります。1.同じ車線で測定していない白バイも覆面も、被疑者に気付かれずにこっそり計測するのが目的ですから、基本的には隣の車線の内側、つまり、対象車両の斜め後方の死角を追尾することになっています。1車線道路や、隣の車線を他の車両が走行している場合のみ、対象車両と同じ車線を追尾することになっています。異なる車線を追尾するのですから、道路が軽くカーブしていたりすると、等間隔で走行した場合に走行距離が異なるため、対象車両とは異なる速度が計測されてしまうのではないか?という疑問が湧くと思いますが…そもそも切符さえ切れれば検察も裁判所も追認してくれますから、正確に計測する気など端からありません。追尾式の場合は好きなタイミングで計測出来ますので、そもそも等間隔で追尾する必要すらないわけです。
2. トラックが走っており、白バイからは死角になっている。捜査報告書や実況見分調書では、トラックの存在はなかった事になっているから、あっても、死角にはならない位置を走行していた事にされます。警察にとって「真実」は関係ありません。白バイなりPCなりが追尾して、計測して、検挙したという事実さえ残ればその他の部分は全て嘘でも構わないのです。後方を撮影するドライブレコーダーを搭載している一般車はまずいませんからやりたい放題ですね。3.計測できたとしても距離が離れすぎている。警察は嘘をつきますからこれも関係ありません。報告書や見分調書では、被疑者車両の後方約20m付近を等速度・等間隔で一定距離追尾して計測したことにされます。前項と同じく、後方を撮影するドライブレコーダーを搭載している一般車はまずいませんからやりたい放題ですね。4. 白バイは路肩に停車し、そこから私を発見して発進、2車線目から追跡してきた。さすがに2車線飛ばしで計測したとは言いにくいですから、3車線目を追尾・計測したとされるか、被疑者車両が3車線目を走行していた、つまり、追抜後の速度を計測したとされるでしょう。繰り返しになりますが、警察に「真実」は要りません。白バイ隊員との会話の中で、速度違反の値は自由に作れる、ただ俺はこの仕事に誇りを持ってやっているから絶対にやらないと言っていました。白バイ隊員のこのセリフが一番笑えますね。警察の不祥事がニュースにならない日はないほど不祥事だらけの組織で、予算と業務評価の為に働いている公務員の、一体どんな「誇り」にかけてやらないと言うのでしょうね?事故防止を目指すのであれば、事故原因トップ3の「わき見運転・漫然運転・その他(その他って何だよ!?)」を積極的に警告指導し(別に検挙する必要はないのですから、明らかな違反でなくても警告指導は出来ます)、強引な割込みや急ハンドル・急ブレーキなどを積極的に検挙し、事故の多い路線の事故の多い地点を事故の多い時間帯に交通整理していれば、事故はいくらでも減るでしょう。さらに事故防止を目指すのであれば、免許システムは大幅に改善して、一定レベル以上の反射神経がない者には免許証を与えず、公共交通機関を利用するよう促せば、交通インフラの持続と雇用確保にも繋がります。自動車が売れなくなっても、軽自動車しか売れない国内市場を無視して海外展開ばかりをやっている自動車会社が打撃を受けるだけですからどうでもいいでしょう。優遇するなら低賃金で長時間労働を強いる経団連傘下のグローバル企業ではなく、従業員を大切にする中小企業の経営こそ優遇すべきです。そういう意味では、従業員とOBを大切にして、一般人を食い物にして営業活動を続けている警察という組織は、勤める対象としてはなかなかよい企業なのかもしれませんね。体験談を寄稿していただいたGIさんには改めて御礼申し上げます。
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