2012年6月1日金曜日

【取締り110番】理不尽な検挙に対する対応法 -目次-



あらためて、「取締り110番」の主張を転載させていただきます。
お時間あるときかまいませんので
一度ご覧いただければと思います。

みなさんはどのようにお感じでしょうか?


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最初に少し。警察の交通違反の取締りは、決して交通安全を目指してやっているのではありません。全ては反則金の徴収のため、全てはノルマを果たして業務実績を上げるため、つまり他の地方公務員と同じく、「検挙して反則金を集めよ」という職務に忠実に従っているだけで、危険性だの事故防止だのは全く関係ありません。 もし、危険度の高い違反を重点的に取締り、事故防止に寄与するような検挙のみを行っているのであれば、今ほど怨嗟の声が聞こえてくることなどないでしょう。

ブログの全記事を読破するほどの猛者はそう多くないと思いますが、Fの理不尽な検挙が多い理由の項目を読み終わる頃には、道交法に対する見解がかなり変わっているものと思われます。

道路は安全かつ円滑に走行するものであって、周囲の状況を無視してひたすら道交法の文面を遵守しなければならないものではないのです。休日の見通しの良い多車線道路を制限速度+αで走行したら違反で、単独事故で大渋滞を引き起こしてもお咎めなしというのはどういうことでしょう?なぜ、外形上の道交法違反行為が罪になるのでしょうか?

事故のほとんどは運転者の技量不足や状況判断のミスが原因なのであって、実際に事故原因のトップ3は警察がよく言う「無免許・飲酒・速度超過」の交通三悪ではなく、「わき見運転・漫然運転・その他(違反ではない行為)」です。道交法自体が実態に合っていないのですから、改正を求めて声を上げて良いでしょうし、これほど守られていない法律も珍しいと思います。

日本が民主国家だと言うなら、おざなりのパブリックコメントなどで済ませずに、一度で良いから民意を問う国民投票を行うなり、総選挙の争点にするなりしてみればよいのです。高速道路の最高速は100km/hが妥当ですか?今は一時停止になっている見通しの良い合流地点の規制を「徐行」にしたら事故が増えると本当に思いますか?あんな座学だけの更新講習や免停短縮講習に、運転技術向上や事故防止の効果があると本当に思いますか?民主主義だと言うならば、どの程度の規制が妥当で、どういう交通行政にすべきかには、国民の意見が反映されるシステムが必要でしょう。今はそのシステムがありません。

読み終わる頃には納得していただけると思いますが、交通違反の検挙は道路の安全や事故防止の為に行われているのではありません。それがわかってしまえば、それなりの対応法もあるというものなのです。 警察官はただの地方公務員。優秀な人材は捜査課に行きます。交通課で燻っているのは、ほとんどが能力のないクズばかり。だから自分の行為が正義とは程遠いお役所仕事で、国民の迷惑にしかなっていないことに気付きもしないのです。

今日も道路上では、大多数の危険性のほとんどない形式上の違反(速度規制がおかしな道路では常時制限速度+20km/h程度で流れていますね)と、これまた多くの危険な運転(ハザードなしでのタクシーの急停車・助手席の人間の顔を見ながら話しているドライバー・トレーラーでもないのに左折時にいきなり右に膨らむドライバー・本来は禁止の半ヘルで自動二輪に乗る者(ヘルメット着用義務違反の者が死んでも相手は罪に問われないという法律が出来れば話は別dですが…)・信号が青になっても気付かない高齢ドライバーなどなど)が溢れていますが、警察が検挙しているのはいつも前者ばかりですね。

原付を捕まえている白バイはよく見かけます。暴走族やルーレット族を検挙している場面はTV番組でしか見た事がありません。神奈川あたりも今でも暴走族や旧車好きが多く、毎週末集まっていますが、警察は放送で注意する程度で、ちゃんと検挙することなど年に数回あれば良い方でしょう。タクシーの急停車や割り込みも検挙されている場面を滅多に見かけません。一時停止は自転車も止まる義務があるはずですが、自転車の飛び出しをちゃんと捕まえている場面など私は一度も見た事がありません。

事故とは無関係な軽微な違反ばかりを検挙し続け、事故に直結する危険行為を見逃し続け、いざ事故が起きても常に車を悪者にし続けた結果、被害者になりやすい歩行者・自転車ほど気を付けないという酷い国家になってしまいました。本当にこれでよいのでしょうか?

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