2015年5月12日火曜日

大型連休中の交通事故死 3番目の少なさ/全国


65才以上の高齢者が死亡事故の多数を占める現実をみると、
すくなくとも、過去警察組織が過去から連綿と続けてきた
交通違反取締り方式では

効率的に
交通事故を防げないことは一目瞭然だと思います。
(効果ゼロとはいいません)



そして、今年も過去から連綿と続く
交通安全週間が始まりましたとさ。


・・・あらためて警察組織が如何に有能な
組織たるかを痛感させられました。


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ことし(2015年)の大型連休中に交通事故で死亡した人は全国で86人で、過去3番目に少なくなりました。
警察庁のまとめによりますと、先月29日から今月6日までの大型連休の8日間に交通事故で死亡した人は全国で86人でした。これは、去年の同じ時期と比べて3人増えましたが、統計を取り始めた昭和45年以降、3番目に少なくなりました。
死亡した人の年齢別では、
65歳以上の高齢者が40人で全体の46%を占め、次いで40代が13人、50代が10人でした。都道府県別では、愛知が9人で死者が最も多く、千葉と福岡がそれぞれ6人、大阪と兵庫がそれぞれ4人でした。青森、栃木、沖縄など11の県では死亡事故がゼロでした。観光や娯楽、ドライブ、それに帰省の行楽中に交通事故で亡くなった人は17人でした。

警察庁は、高齢者の死亡事故が依然として多いことから、今月11日から始まる春の全国交通安全運動などで道路の安全な横断方法など高齢者の事故防止を呼びかけることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150507/k10010072211000.html


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

2015年4月30日木曜日

死亡事故抑止へ一層の注力確認/県警交通課長会議/香川県警


さすが我らの香川県警!

もっとも安易な目標を打ちたて、
ドヤ顔で俺たち頑張ったぞアピールする気に満ち溢れていますね。

申し上げるまでもなく、
交通事故による死亡原因の減少は、
シートベルト、エアバックなどの
車メーカー側の安全対策によるところが大きいことに
ドライバーの多くは気がついているでしょう。

警察の取り締まりによる効果が無い
とはいいませんが、
微々たるものでしょうね。



なぜそうおもうか?


法令違反別に見た死亡事故を含む人身事故の最大要因は
安全運転義務違反」だからです。



法令違反別人身事故発生件数を
平成22年度の統計(取締り総数は804万件)から見ると


1.  安全運転義務違反(74.4!!
2.交差点安全進行違反(5.7%)
3.一時不停止(4.9%)
4.歩行者妨害・横断自転車妨害(3.2%)
5.信号無視(3.1%)



・・・・一方で、実際に警察がおこなった取り締まりはというと

1.スピード違反(30%)
2.携帯電話使用違反(16%)
3.一時不停止(14%)
4.通行禁止(10%)
5.信号無視(9%)

となります。


事故原因と取り締まり内訳の比率が
あまりにも乖離しているようにみえるのは
ワタクシの錯覚ではないはずです。


・・・・香川県のみなさん
この事実を理解した上で、
理不尽な取り締まりを受けた際は
堂々と否認してあげてくださいませ。

その否認活動のつみかさねが、
警察組織を正気に戻す術になるのですから。




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https://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20150428000160

死亡事故抑止へ一層の注力確認/県警交通課長会議


香川県警は27日、交通死亡事故抑止の重点取り組みなどを話し合う交通課長会議を香川県警本部で開いた。今年の事故死者が前年を大幅に上回っている現状を受け、悪質な交通違反の取り締まりや啓発活動に一層注力することを確認した。

 26日現在の県内の交通事故死亡者数は24人で、前年同期と比べ11人増加。人口10万人当たりでは全国ワーストとなっている。

 会議には木下本部長、県内12署の交通課長ら約60人が出席した。木下本部長は「死亡事故増加の流れを断ち切るため、あらゆる対策を講じなければならない」と訓示。重点対策として、飲酒運転や速度違反、シートベルト非着用などの徹底的な取り締まりや、事故の起きにくい交通環境の整備などを挙げた。


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 

2014年12月22日月曜日

神奈川県大和警察署交通課にお伺いします/神奈川県警

神奈川県大和警察署交通課にお伺いします。


2014129日に速度取り締まり指針を発表されましたね。


ひとことでいうと、現実の事故傾向と
速度重点的取り締まり場所が
一致していません。

もし一致していると主張するならば、
市民への説明が全く足りていません。


そもそも、管轄下では速度超過による事故発生は確認されていない、
かつ、交通事故の90%は一般市町村道で発生していると分析しているにもかかわらず、
市町村道ではなく幹線道路で速度違反を取り締まると宣言しておられます。
ワタクシはいったいなんのご冗談かと思ってしまいました。


たしかに、網の目のように広がる市町村道を速度取り締まり対象にすると、
人員や機材の問題からして、取り締まる側の効率が悪くなることは容易に想像できます。
だからといって、「市民から要望があった」「速度が上がると死亡率が高まる」という
記述だけを根拠に、事故発生頻度が低い幹線道路で速度取り締まりをおこなう
正当性がワタクシには到底理解できません。


市民からの要望を論拠とするならば、
取り締まり要望はいつ、何人くらいの人々から、何回要望があったか開示すべきですし、
要望者個人の偏った見解でないことを明かすためには、
その地域の住民投票でも実施するべきです。


死亡率低減を目指した速度取り締まりの基本方針は理解しますが、
速度超過による事故発生が確認されていないのであれば、
人員と予算を優先配分すべき取り締まりは
幹線道路での速度違反でないことだけは確かでしょう。
・・・費用対効果という言葉をご存知であればですが。


以上のことから、今回発表した取り締まり指針は、
事故抑止よりも警察組織都合を優先した旧態依然としたものであり、
古谷公安委員長のことば真摯にうけとめた結果だとは毛頭思えません。

警察組織は、その気になれば一市民の人権をいとも簡単に
制限する強大な権力を保持した機関であることをお忘れが如くみえます。
本当に市民の理解を得た取り締まりを行うつもりはあるのでしょうか?

事故傾向と乖離した交通違反取り締まりを続けるかぎり、
つまり、過去から連綿と続く悪しき慣習を断ち切れない限り、
市民から信頼を得る警察組織になることなどないことを再度自覚いただきたい。

今回の方針を許可した神奈川県公安員会および神奈川県警察幹部と、
取り締まり行為を実行する現場警察官諸氏が殉職した際でも、
花を手向ける市民などいないことを肝に命じるべきでしょう。

今も昔も変わりなく、市民より我が身と組織が可愛いならばこのままで構いませんけどね。




みなさんお住まいの地域を管轄する
警察ホームページにも
ボチボチと取り締まり指針とやらが
掲載され始めていると思うので、
一度ご確認されることをおすすめします。

笑いを通り越して恐怖すら覚えます。

こうやって役所は腐敗するのだなと。
自浄など期待できないのだなと。。。


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http://blog.goo.ne.jp/rakuchi

2014年10月24日金曜日

交通違反取締り推進派にみえるインテリ様のご主張


とあるブログサイト(http://blogos.com/article/96759/)に
「警察官は交通違反の取り締まりでドンドン罰金を取っていい」という、
なかなか興味深い主張を拝見する機会に恵まれました。

幸か不幸かその記事に寄せられるコメントの多くは、投稿者に反対する書き込みが
多く見られるわけですが、投稿者を支持する書き込みも少数ですがあります。
支持派のコメントのなかで、もっとも興味深いものをみつけたので引用させていただき、
ワタクシなりの主張を記させていただきます。

(当該ブログサイトへの書き込み権限がなかったので、自ブログにて表現します。)

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(以下コメント引用1)
そもそも、交通取締の目的は、道路の安全を保つとか、事故を防止するとか、そういう抽象的な
ものではないはずです。目的はただひとつ、法定ルールの違反者の取締です。

自分自身の信じている「個人的正義」と「公のルール」がズレているときに、「個人的正義」を
優先させる人間がこうも多いということは、むしろ恐怖を引き起こします。
法治主義の根幹に関わる事態と言ってもいいでしょう。

なぜなら、そうした人々には、遵法意識は当然のことながら、自分が習慣的に他者の権利や
安全を脅かしているという意識が完全に欠如しているからです。

そうした態度の末に、さも自分自身の主張の方が道理に従い、また正義の主張であるかのように、理論武装を試みます。

実際にはそれは犯罪者の自己弁護のような滑稽なものなのですが、当人はまったくそうは
考えません。まるで違反を犯した自分自身の方が「普通の善良な人間」で、違反を
犯していない人間の方が「異様な間違った人間」であるかのように強弁を試みます。

しまいには、「私のような普通の善良な人間が守れない法律の方がおかしい」と
声高に主張までする始末です。

警察官が取り締まることで、「どこに監視の目があるかわからない状態」を
絶えず作らなければ、こうした「厄介な同居人」たちを管理することはできません。
これからも一層、取締活動を活発にさせてほしいものです。


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(以下コメント引用2)

悪法への対処としては、まず現行法を遵守する姿勢を示し、そのうえで、合理的に、
制限速度を上げてもよい傍証を整えるべきかと思われます。

全員が違反しがちだから、というのは法を改正する根拠にはなり得ないと考えます。

動物が飛び出てこないか、夜間はどのような視界になるか、横断歩道が直近にないために
不用意な歩行者が現れたりしないか、交通渋滞が発生しないかなどの条件を勘案して、
法律を改正するよう訴えるべきです。既に施行されている法律については、
「悪法もまた法なり」と遵守姿勢を見せなければ、ルールの改正を行うことの意義に
疑問が生じます。
つまり、制限速度を引き上げても、結局は各自が走りたい速度で走るだけ、という状況に
なってしまいかねないのです。

こうした考えが“法原理主義”という危険思想に属すかどうかについては、
いくらか議論が飛躍していると思われますので、ここでの議論は避けることにいたします。
ご返信ありがとうございました。


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ワタクシが最初に申し上げたいのは、彼の主張内容を理解し、
その機会を尊重します。そのうえで、共感できない部分について反論します。


(コメント1について)

■正義と悪の定義について
民主主義国家の基本原則から「普通の善良な人間」「異様な間違った人間」の区分について
考えると、より多数派の人間が前者となり、少数派は後者になるとワタクシは考えています。

たとえるなら、多くの国民が他人を殺害してもよいと考えるならば、それは「合法」とされる社会
システムが、民主主義社会の宿命だと考えています。
(こういう特徴を持つがゆえに特に独裁国家から愚民主義とか言われるわけですよね。)

つまり現行法が定めた規定や善悪基準にかかわらず、より多数派であることが彼の言う
「普通の善良な人間」を名乗る資格をもっていると考えています。

したがって、どちらが正義かを決定するためには

1.交通違反取締り方法のあり方に関する国民投票
2.道交法(特に法定速度)をテーマにした衆議院選挙

いずれかを実施するしかないわけですが、いまだかつて実施されたことはありませんね。

そういう状況下では「普通の善良な人間」を名乗る資格は、双方にあると考えます。
以上のことから「法に従う者が正義である」という主張を否定しませんが同意もできません。


(コメント2について)

■悪法への対処法について
悪法への対処としては、「まず現行法を遵守する姿勢を示し・・」と主張されておられますが、
かつてガンジーは徹底的な非服従・非暴力をつらぬいて英国の弾圧を振り払いました。
英国から見れば、彼はただの犯罪者ですが、多数のインド国民はその犯罪者である彼を支持し、
彼は英雄になりました。
2000年レベルで考えるなら、このようなケースは枚挙に暇はありません(非暴力を除けば。苦笑)。

そう考えると、悪法に対する不服従の姿勢の表明や実施は、一つの手段であると考えます。
むしろ多数の人間の支持をえられるならば、英雄となるかもしれませんね。



結論として、統治者との闘争なきまま形式的に民主化してしまった国の国民は、
トマス・ジェファーソンの言葉を忘れるべきではないと思います。

「われわれの選良を信頼して、われわれの権利の安全に対する懸念を忘れるようなことがあれば、それは危険な考え違いである。信頼はいつも専制の親である。自由な政府は、信頼ではなく、猜疑にもとづいて建設せられる。われわれが権力を信託するを要する人々を、制限政体によって拘束するのは、信頼ではなく猜疑に由来するのである。われわれ連邦憲法は、したがって、われわれの信頼の限界を確定したものにすぎない。権力に関する場合は、それゆえ、人に対する信頼に耳をかさず、憲法の鎖によって、非行を行わぬように拘束する必要がある。」


さもなくば、外的環境が揃いさえすれば、
我が国は70年前に歩んだ道を再度歩む可能性が
あることを、もう一度胸に刻むべきだと思います。

この国がまともな国家となるためには、
まずはワタクシ達自身が、常に自分の頭で考える必要があります。


民主主義国家の国民を気取るならば、
既存システムへ盲従することが、
正義をなのる唯一の方法ではないと
強く思います。







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2014年8月22日金曜日

【本末転倒?】交通違反者を路地裏で待ち構える警察に憤る65.5%の人たちの声

とあるネットアンケートでタイトルのような結果が得られとのこと。
1500名くらいを母数としているらしいので、それりに信憑性あるデータだと思います。
(いかんせんアンケートの設問がみれませんがw)


調査概要はいかのような方法でした。

調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名



・・・ワタクシ個人的には、80%以上の人々が
現在の取締に不満をもっているように思っていたりしましたのが、
このアンケートでは35%程度の人々が
不満をもっていないという事実にすこし驚きました。笑


いやはや、
現在の交通違反取締に関する国民投票を実施して
白黒付けたいところですね。

誰がこの国の主権者で、
誰が真の交通安全を願っているかについて
明らかにしたいところです。


引用もとはこちら
http://sirabee.com/2014/08/22/2035/



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2014年8月19日火曜日

拳銃自殺の蒲田署巡査長が遺書で訴え 前日にも辞職を強要 上司の度を超えたパワハラとは…/警視庁

要約すると、

「(パワハラ)警部補が数日前、(自殺した)巡査長を含む数人に対して、職務質問による実績が上がっていないことを責め、「1年間見てきたが、おまえらは駄目だ。身の振り方を考えて家族に相談しろ」と辞職を強要する暴言を繰り返していたことが発覚した。


契約件数があがらない。だから辞職しろ。
まあ、営利民間会社の営業部門ではよくある光景ですね。(苦笑)


職務質問件数がとれない。
だから辞職しろ。


まあ、現代の警察組織も程度の差はあれこれがどこの署でもみられる実情なのでしょう。

ワタクシ達がわすれてはいけないのは、
交通違反切符の枚数もおなじノリで
詰められているということです。
(この記事は警視庁監察部門への取材をもとに書いてあることをお忘れ無く。)



いつから日本警察のレベルはこんな
無能役人組織になったのでしょう?


警察組織の任務は治安を守ること。

決して、任務実現の一手段に過ぎない
検挙件数で評価すべきではありません。


成果を問うなら、検挙件数ではなく
事件や事故の発生件数に課すべきです。


つまり、現在の警察の評価制度そのものが、
成果に責任をとりたくない役所が、
「検挙件数は上げたから
がんばっているんだよ?」的に
言い訳するためだけの制度に
他なりません。


成果がでなければ手段をかえる。

こういった民間企業なら普通にできる変革が
一切できない思考停止集団。

・・・いやはや、それでも税金で食べられるってうらやましいですわ。苦笑


結論として、本件は決して
この警部補個人の問題ではありません。

評価制度をあらためない
警察組織全体の問題であることは
間違いないのですから。


極めて個人的にですが、
交通違反検挙と異なり、職務質問については
件数をこなすしかDQNが引き起こす犯罪を抑止
できないような気がするので
がんばってもらいたい気もします。。

(自分が生まれて一度も職務質問を受けたことがないからこそ
いえる台詞なのかもしれませんが・・w)



原文はこちらでご覧下さい。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140504/crm14050412000001-n4.htm







取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ

2014年7月31日木曜日

大阪府警:犯罪8万件報告せず 280人処分/大阪府警

検挙件数が少ないと、
悪い人事考課をされる現場警察官。

一方で、検挙件数が多いと
治安が改善されないと
無能扱いされる幹部警察官。

両者の利害が一致した結果たどり着いた先が
組織ぐるみの統計改ざん。


という構図なのだと思います。


表面化していませんが、
他県の警察署もひとごとでは無いはずです。


戦後70年を経て
警察システムそのものが破綻している

と感じるのはワタクシだけでは無いはずです。



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http://blog.goo.ne.jp/rakuchi


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http://mainichi.jp/select/news/20140731k0000m040161000c.html

 ◇08〜12年、全65署が関与 街頭犯罪は全国最悪のまま

 大阪府警は30日、警察庁に報告した刑法犯の認知件数を、2008〜12年の5年間で計8万1307件少なくしていたと発表した。全65署が関わっていた。都道府県別の街頭犯罪の認知件数で、全国ワースト1位が続いた大阪府は10〜12年、東京都を下回ったとされたが、実際は最悪のままだった。府警は同日、内規などに基づいて幹部を含む280人の処分を決めた。
 府警では、調書や証拠品の捏造(ねつぞう)、誤認逮捕などの不祥事が相次いでいるが、今回は警察の犯罪統計の信頼性を揺るがす事態となった。
 府警監察室によると、処分対象は退職者124人を除く現職280人。吉田健一・現総務部長ら刑事総務課長4人▽署長46人▽刑事課長と刑事課員各115人(いずれも当時)で、処分内容は本部長注意や指導。これほど大量の警察官の処分は異例とみられる。
 刑事総務課によると、過少報告の件数は▽08年8810▽09年1万957▽10年1万8349▽11年2万2042▽12年2万1149。この間の実際の認知件数は計約93万件で、その1割弱が減らされていた。07年以前と13年の過少報告はないとしている。
 大阪府の街頭犯罪の認知件数は、統計を始めた00年からずっと全国最悪だった。過少報告が始まった08年は、悲願の汚名返上に向け、大半の署に街頭犯罪の専門班を設けるなど府警が取り組みを強化した時期だった。
 過少報告の約65%は街頭犯罪だった。そのうち自転車盗が半分以上を占め、車上狙い、部品狙いなどが続いた。すぐに自転車が見つかった自転車盗を省いたり、連続発生した車上狙いを1件に数えたりしていた。
 警察官は、街頭犯罪を少なくみせかけようとしたり、引き継ぎで独自の計上ルールを踏襲したりしたという。上司が指示した場合もあった。殺人事件9件を含め、単純な計上忘れもあった。
 過少分を反映すると、大阪府の街頭犯罪の認知件数は10〜12年、東京都と入れ替わり1位に戻る。10年にワースト1位返上を発表した際、府警は「行政や民間団体との協力が功を奏した」と対策の成果を強調した。大阪府は13年も最悪で、ワースト1位は一度も返上していないことになる。

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...