2013年12月3日火曜日

警察官11人、捜査の実績水増しなどで書類送検/大阪府警


この手の記事をみるたびに思います。

捜査の簡略化=捏造は
日常的に行われていて、
今回の件など氷山の一角なんだろうと。

だって、警察組織には
公安委員会という管理組織は名前上ありますが、
まったく機能していないのですから。

今回は検察庁からの指摘のようですが
どこまでホントか疑わしいモノです。


そういう権力の拮抗がない組織で、
末端の現場警察官は
検挙件数至上主義(人事考課)に
追い回されるわけですから、
書類偽造が横行するのはもはや必然でしょう。

むしろきちんとやっている人ほど、
件数が稼げないから出世もできないわけです。

民間企業に業務監査を委託すれば
ワタクシの推理が正しいことが証明されるとおもいます。



まあ、そんなことは誰にでも分かるわけですが、
旧態依然とした組織制度をまったく改革する勇気がないところが
警察組織=官僚組織の性なのでしょうね。


特に、交通違反検挙制度については
人事考課制度から交通違反検挙数をなくしてしまえば
あっというまに検挙件数は下がるのでしょうね。

もちろんそのためには、
交通安全対策特別交付金制度

=反則金収入700億円/年が、
各都道府県警察の交通安全対策予算
(ガードレールとかミラーとかの道路工事費用)
に振り分けられる仕組み

をなくす必要がありますけどね・・・。

ま、濡れ手の泡みたいな金ずるを捨てる勇気は
警察官僚にはないでしょうな。。。。



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
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捜査の実績を水増ししたり、適切な取り締まりを装ったりするため虚偽の捜査書類を作成したとして、大阪府警は27日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、当時の都島署や南堺署の警部補ら11人を書類送検した。
 このうち警部補3人を減給10分の1(3か月)などの懲戒処分、巡査部長ら8人を本部長訓戒などの処分とした。警部補のうち2人は同日付で依願退職した。
 検察の指摘がきっかけとなり、今年7~8月に表面化。虚偽書類の作成は当初、計3事件とみられていたが、捜査の過程で同様の事案が次々に明らかになり計8事件に上った。
府警は捜査結果への影響はなかったとしている。
 都島署では、地域課の警部補(38)ら4人が昨年11月と今年2月、職務質問で窃盗事件2件の容疑者を確保したとする虚偽の捜査書類を作成した疑い。実際は一般人らが見つけ、通報していた。
 警部補は「普段から実績が低調だと上司から言われていた」と供述。職務質問による摘発は以前から地域警察官の現場で高く評価されていた。

 南堺署では、交通課の警部補(49)ら7人が昨年4月~今年4月、堺市南区で発生した道交法違反事件6件で、速度超過を取り締まる機器の設置状況の報告書など計10件に、別の日に現場で撮影した写真を添付するなどして改ざんした疑い。
 7人は事件当時、現場の写真をほとんど撮影していなかった。否認事件となり書類送検の必要性が浮上。写真を添付し、取り締まりの公平性を装ったとみられる。
 府警は監督責任を問い、それぞれの署で当時上司だった警部2人も所属長注意とした。平井公雄監察室長は「捜査の基本を逸脱する行為で、再発防止に努める」としている。

2013年11月25日月曜日

「職質の実績上げたくて」放置自転車をおとりに使用 警官4人を書類送検/警視庁


さて、問題です。

現在行われている、
待ち伏せ型の交通違反取締の多くは、
これとまったく同じ動機で実施されるわけですが、
そちらが糾弾されないのは何故なのでしょう?


さておき、


警察の人事考課制度に致命的な欠陥が
存在することは一目瞭然です。

1.職務質問数
2.自転車窃盗犯検挙数(いまだに・・。)
3.交通違反検挙数

この3つに数値目標を科し続けるから
知恵の回る現場警察官は
このようなおとり捜査まがいに知恵を絞るわけですね。

しかも自転車泥棒って、
自転車がまだ重要な国民の移動手段で、かつ
高価であった時代の名残を引きずっているだけで、
まったく世の中の実勢に合っていません。
(その証拠におとり捜査に引っかかった
馬鹿者も居ませんでした。)


目標を科すならば
「手段」でなく「結果」に科せば、
優秀な現場は機動的に動けるでしょうに。


警察官僚の思考停止っぷりを目の当たりにする度、
私たちの国の未来が不安で仕方ありまえん。。。。


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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131122/crm13112220460018-n1.htm

「職質の実績上げたくて」放置自転車をおとりに使用 警官4人を書類送検

2013.11.22 20:44 
 放置自転車を持ち主に無断で持ち去ったとして、警視庁は22日、占有離脱物横領容疑で、田園調布署地域課員の男4人を書類送検し、うち部下3人に指示を出した巡査部長の男(51)を停職1カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 巡査部長は職務質問での検挙実績が少ないことから、おとりの自転車を用意して持ち去った人を職務質問、検挙することを計画。部下に路上などに放置してあった自転車3台を無断で駅前などに移動させ、4~6月に計9回、近くで張り込みをしていた。実際に検挙された人はいなかった。
 送検容疑は4月30日、東京都大田区内の路上から放置自転車1台を持ち去ったとしている。
 部下が同僚に相談したことから不正が発覚。巡査部長は容疑を認め、「職務質問による検挙実績が低調だったのでやった」と供述しているという。警務部の池田克史参事官は「警察職務の信用性を著しく失墜させる行為で、厳正に処分した」としている。



2013年11月11日月曜日

北海道警が一斉検問、シートベルト未着用など178人摘発/北海道


こういう記事をみると、
都道府県警察組織って、
我が国の治安維持を口実にして、
集金のみに熱心なただの狂信者集団に
違いないと思ってしまいます。

だって、おかしくないですか?
取締のタイトルは
全国指名手配容疑者捜査強化
ですよ?

で、1400人もの警察要員を投じて得られた実績が

シートベルト:65人
スピード違反:35人
携帯電話違反:22人


指名手配犯は一人も検挙できずに、
表面的な交通違反147人検挙しましたと。


・・・あほですか?
民間企業なら指揮官は完全にクビですよ??
本当にこのひとたち正気なんですか????


北海道にお住まいのみなさん、
ホントに狂信者集団には
気を付けて下さいませ。。。。





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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/503143.html



道警が一斉検問、シートベルト未着用など178人摘発

(11/09 15:00)
一斉検問でドライバーの免許証などを調べる警察官=8日午後11時10分、江別市野幌町
一斉検問でドライバーの免許証などを調べる警察官=8日午後11時10分、江別市野幌町
 

11月の全国指名手配容疑者捜査強化月間に合わせ、全国の警察は8日夜から9日未明にかけて、全国の幹線道路や繁華街付近で車両の一斉検問を行った。道警は全道で178人を摘発した。
 道内では、警察官約1400人が91カ所で検問を実施。指名手配者がいないかや、交通違反がないか目を光らせた。摘発で最も多かったのはシートベルトの未着用で65人。次いで速度違反が35人、携帯電話の使用が22人などとなった。摘発人数は昨年の一斉検問より27人多かった。
 江別市の国道12号では、江別署員ら約40人が車両を1台ずつ停車させ、運転免許証や飲酒の有無などを確認した。<北海道新聞11月9日夕刊掲載>

2013年11月2日土曜日

交通安全に腐心する警察官の給料って?

今日は余談です。

さてさて、清廉潔白かつ社会正義の守護者である
地方公務員たる警察官ですが、
その年収は800万円程度あります。
#退職金は2,000万円くらいですかね。

(余談ですが、昨今尖閣諸島界隈で
不眠不休で闘う海上保安庁職員ですら690万円・・・・)


これくらいもらってれば、
そりゃ数万円程度の賄賂は
受け取らないでしょう。

だって、小銭程度の収賄で
失職するリスクを冒す方が
ばからしいのですから。
(東南アジア諸国の警察官とは格がちがいますね。)


警察官は日本で20万人程度います。
そのうちの数万人は、
自分の勤務実績(=給与)をまもるために
今日もせっせと青切符作成にいそしんでいるわけです。


彼等が欲しいのは
交通安全では決してなく、
勤務実績。

つまりは、
切りやすい青切符
しかありません。





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元ネタ
http://nensyu-labo.com/koumu_tihou_keisatu.htm

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警察官 年収・給料・給与:813.5万円

  • 平均年収:813.5万円
  • 平均給与月額:49.3万円
  • ボーナス:221.9万円
  • 分類1:地方公務員
  • 分類2:一般職
  • 人員:248,834人
  • 平均年齢:40.7歳
警察官平均給料 過去6年間の推移
警察官の過去6年間の給料推移
統計元:総務省「平成19年地方公務員給与実態調査結果の概要」、 総務省「平成19年6月・12月期末・勤勉手当を支給」※ボーナスとは期末・勤勉手当のこと。(特別職は期末手当のみ)期末・勤勉手当は平均年収に含まれます。

2013年10月20日日曜日

下校中の3児はねる 認知症76歳に実刑/宮崎県

ワタクシはいつも思います。

無謀系運転
(80%の一般ドライバの運転技術や精神構造ではけっしてしない機動)
がひきおこす痛ましい事故がおこった際、
その人に「運転免許書」をあたえた組織への
糾弾がおこらないのは何故だと。

運転者の人格を責めてみても、
ただの個人攻撃にしかならず、
なんの対策にもなりえません。

ほんとに事故を抑止したいならば
仕組みやシステムそのものを
改善する必要があります。


まずは、警察利権の巣窟と課している
公安委員会認可の自動車教習所の
カリキュラム全面見直しと
免許書更新時の精神鑑定義務化でしょうね。


ここを決して改善しないあたりに、
事故が減っては収入が減ってしまう、
交通利権にむらがるウジ虫共の
欲深さを感じざるをえません。


不幸にして無謀運転の犠牲となってしまった尊い命。
彼等の命を無駄にしないために、
現在のおかしな制度には
NOを表明しましょう。



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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130927-OYT8T00377.htm

宮崎県えびの市で昨年11月、下校中の小学2年生の男児3人を車ではねたとして、自動車運転過失傷害罪と道交法違反(事故不申告)に問われた農業竹内実信被告(76)の判決が26日、宮崎地裁都城支部であった。
 小田島靖人裁判官は「最も基本的な注意義務を怠り、過失は重大で、非常に悪質」などとして、懲役1年2月(求刑・懲役2年)の実刑を言い渡した。
 判決によると、竹内被告は昨年11月27日午後3時15分頃、えびの市内の橋で軽トラックを運転中、道路の路側帯を1列に並んで歩いていた男児3人に次々と衝突、山下璃空りく君(9)を意識不明の重体に陥らせ、他の2人にもけがを負わせるなどしたが、警察署に届け出なかった。山下君は頭などを強く打ち、今も意識が戻っていない。
 竹内被告は道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕されたが、供述があいまいだったことなどから、刑事責任能力を調べるため、宮崎地検都城支部は鑑定留置を請求。被告の責任能力は認められたが、車で人にぶつかった認識がはっきりしなかったとして、同支部は、ひき逃げでの起訴については見送った。
 これまでの公判で弁護側は「被告は認知症で、心神耗弱状態だった」などとして執行猶予を求めたが、小田島裁判官は「被告に一定の認知症が認められるものの、交通ルールを認識する能力は特に問題がなかった」として退けた。
(2013年9月27日  読売新聞)

2013年10月19日土曜日

名阪国道、三重の一部も最高速度70キロ 実態を追認/三重県警


さすがです三重県警。
自分たちの利益を最大化するために規制を変えましたね。

この道路、ご存じの方は多いとおもいますが、
見た目はちょっとせまい目の高速道路のようになってます。
したがって、空いているタイミングであれば、
およそ80km/h以下で走る車はすくないですからね。

そういう場所で10km/h上限速度を上げているだけから、
実質上のスピード違反取締には苦労しないでしょう。

むしろ、赤切符がへって青切符が増えますから、
警察組織へ流れ込む金は増える訳ですな。

・・・ほんと、よくできた仕組みですこと。




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もとねた
http://www.asahi.com/national/update/1014/NGY201310130032.html

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死亡事故が全国ワーストの名阪国道(国道25号)について、三重県警は今年度と来年度、一部区間の指定最高速度を、現行の時速60キロから70キロに引き上げる。速度違反が横行しているため、規制を現状に近づけて速度を守る意識を持たせ、事故を減らそうという試みだ。

 名阪国道は、三重県亀山市の東名阪道亀山インターチェンジ(IC)と奈良県天理市の西名阪道天理ICを結ぶ無料の自動車専用道路。総延長73・2キロで、名古屋と大阪を結ぶ大動脈になっている。

 今年度中に70キロに引き上げるのは、伊賀IC―上野東IC(約16キロ)。来年度は上野東IC―県境付近(約9キロ)で、いずれも三重県伊賀市内の区間だ。

 国土交通省は、ICから本線への合流車線の延長や非常停車帯の設置などを進めていて、今年度実施区間は1月末に完成予定だ。

 名阪国道では昨年10月、奈良県側の神野口IC(山添村)―福住IC(天理市)間(11・9キロ)を70キロに引き上げている。関IC(亀山市)―伊賀IC(約14キロ)の山間部については、勾配やカーブがきついため、60キロのままにした。

 国交省北勢国道事務所によると、名阪国道を通行する車の平均速度は、起伏のある山間部の上り坂では約60キロだが、平地部では約80キロ。「最高速度を守る車はほとんどない」(同事務所)という。

 警察庁などによると、名阪国道で昨年に発生した死亡事故は7件。10キロ当たりの死亡事故件数は、全国の高速道路を含む自動車専用道路の中で最も多い。

 2004~12年の9年間をみると、11年以外は最も多かった。今年もすでに6人が亡くなっている。

■規制速度引き上げ、人身事故減る例も

 なぜ最高速度を引き上げると、事故が減ると考えるのか。

 名阪国道は1日に約5万台が利用し、4割以上がトラックなどの大型車両。速度違反の検挙を強化してきたが、100キロを超える速度で引き起こす事故も後を絶たない状態だ。

 最高速度の引き上げについて、三重県警では「速度超過を助長する」と慎重論もあったが、「速い車と遅い車が混在する状態をなくし、円滑な通行を促せば事故を減らせる」との意見が大勢を占めた。

 県警幹部は「有名無実の規制よりも、利用者に規制を守る意識を持ってもらうことが大切」と話す。

 名阪国道を利用する人たちの多くは、最高速度の引き上げを歓迎する。

 ほぼ毎日使う和歌山市の建設業田中茂さん(60)は「60キロで走る車はほとんどない。実際とかけ離れた規制は無意味だと思っていた」と話す。

 一方、伊賀サービスエリアにいた伊賀市の無職男性(73)は買い物や用事で使う。「住民にとっては生活道路。引き上げでさらに飛ばす車が増えないか不安」と話す。

 奈良県警によると、70キロに引き上げた神野口IC―福住ICでは、実施後の昨年10月~今年7月をみると、死亡事故は前年同期と同じ1件だったが、人身事故件数は4件減って13件だった。県警の担当者は「まだ効果は分析できない」と話す。

 2009年10月に警察庁が「より合理的な交通規制の推進」の方針を打ち出した後、全国ではほかに9カ所の国道・県道で最高速度の引き上げが実施された。

 新潟県の国道7、8号の一部区間(新潟市―新発田市間、28・4キロ)では11年10月、最高速度を60キロから70キロに引き上げた。事故数は横ばいだが、速度の順守率は5割から7割に増え、渋滞も緩和傾向という。

 新潟県警の担当者は「守りやすい規制になり、速度差が小さくなった効果だろう」と話している。

2013年10月5日土曜日

速度超過 常態化あらわ 帯広署取り締まりルポ/北海道

これはすばらしい記事ですね十勝新聞社。

このような警察賛歌を記事にしておけば、
いろんな情報が警察から提供されるので、
自分の足を使う必要がないから楽ちんですものね・・・。


・・・もしも警察への提灯記事でない場合、
つまり記者の信念を記事に表していたとしたら、
ぜひとも以下の説明に答えていただきたい。


国道241号線は2kmにもおよぶ直線を含む路線ですが、
過去ここで発生した事故件数(人身/物損)とその原因を明示して、
警察がここで速度違反を取り締まることの
合理的な理由を明らかにしていただきたい。

もちろん、帯広署管轄の他の場所とくらべて
人身事故率が高いからですよね?

誰もが安全だと判断して
速度が上がる場所、
つまり取締をしやすいから、
ではないですよね。
・・・・まさかね。


ワタクシは全ての速度違反取締が
悪だとは思っていません。

その取締が、誰のためで何が目的かを
きちんと説明できるならば、
それは正しい取締なのでしょう。

たとえ、ワタクシがその説明に納得できなくても、
100人中80人が納得する理由ならば、
それは正しい目的なのだと思います。
それが民主主義ってやつですから。

道路に関わる国民の8割が
納得できる内容の取締って、
一体何%あるのでしょうか??








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原文
http://www.tokachi.co.jp/news/201310/20131003-0016770.php



現場地図


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道路脇で速度超過を取り締まる帯広署員。この日はわずか半日で26台が検挙された(9月29日)
 十勝管内で依然として後を絶たない死亡交通事故。この中には、スピードの出し過ぎが重大事故を引き起こしたケースも少なくない。交通実態を探るため9月29日午後、帯広署の速度取り締まり現場を訪れた。わずか半日で26台の検挙が相次ぎ、重大事故につながりかねない速度超過が常態化している現実を垣間見た。

 国道241号の士幌町中士幌市街地。午後3時ごろ、1台の車が制限速度(時速40キロ)を明らかに上回るスピードで通過しようとしていた。その直前、道路脇でけたたましいアラームが鳴り響き、進行方向約50メートル先で待機していた帯広署員が違反車両に停止を命じるため駆け出した。

 秋の全国交通安全運動(9月21~30日)に合わせ、道警が全道一斉に行った速度取り締まりのワンシーン。同署はこの日、午前10時半から午後4時までに26台を検挙した。現場を訪れた午後2時半~同4時には5台の検挙を目撃、約1時間半の間に検挙が相次いだ。

 同署管内で発生した近年の死亡交通事故のうち、速度超過が直接的な原因となったのは、10年2件、11年と12年が各1件。安全不確認や前方不注視が最終的な事故原因につながるケースが多いため、件数は意外に少ない。

 ただ、同署の長谷川龍也交通官は「一瞬の脇見でも重大事故のリスクが格段に高まる」と強調する。速度に比例して運転者の視野が狭まり、制動距離やカーブでの遠心力、衝突の衝撃力も高まるためだ。

 同署管内の過去3年における速度超過検挙件数は年6000件前後で推移、このうち制限速度30キロ超の悪質違反は3~5%を占める。今年も8月末現在、検挙件数3468件のうち悪質違反は154件に上る。

 取り締まり現場では、測定機手前で慌てて速度を落としたり、取り締まり区間を抜けてから急にスピードを上げる車が散見された。そればかりか、検挙されたことに腹を立てて同署員に悪態をつくドライバーの姿もあった。

 悪質運転者への厳罰化は進んでいるが、速度超過と隣り合わせの事故の危険性について、ドライバーの意識は浸透し切っていないように思えてならない。事故のない安全な車社会を目指すには、ハンドルを握るドライバー一人ひとりの心構えが大きく関わってくると改めて感じさせられた。

元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...