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2014年7月31日木曜日

大阪府警:犯罪8万件報告せず 280人処分/大阪府警

検挙件数が少ないと、
悪い人事考課をされる現場警察官。

一方で、検挙件数が多いと
治安が改善されないと
無能扱いされる幹部警察官。

両者の利害が一致した結果たどり着いた先が
組織ぐるみの統計改ざん。


という構図なのだと思います。


表面化していませんが、
他県の警察署もひとごとでは無いはずです。


戦後70年を経て
警察システムそのものが破綻している

と感じるのはワタクシだけでは無いはずです。



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi


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http://mainichi.jp/select/news/20140731k0000m040161000c.html

 ◇08〜12年、全65署が関与 街頭犯罪は全国最悪のまま

 大阪府警は30日、警察庁に報告した刑法犯の認知件数を、2008〜12年の5年間で計8万1307件少なくしていたと発表した。全65署が関わっていた。都道府県別の街頭犯罪の認知件数で、全国ワースト1位が続いた大阪府は10〜12年、東京都を下回ったとされたが、実際は最悪のままだった。府警は同日、内規などに基づいて幹部を含む280人の処分を決めた。
 府警では、調書や証拠品の捏造(ねつぞう)、誤認逮捕などの不祥事が相次いでいるが、今回は警察の犯罪統計の信頼性を揺るがす事態となった。
 府警監察室によると、処分対象は退職者124人を除く現職280人。吉田健一・現総務部長ら刑事総務課長4人▽署長46人▽刑事課長と刑事課員各115人(いずれも当時)で、処分内容は本部長注意や指導。これほど大量の警察官の処分は異例とみられる。
 刑事総務課によると、過少報告の件数は▽08年8810▽09年1万957▽10年1万8349▽11年2万2042▽12年2万1149。この間の実際の認知件数は計約93万件で、その1割弱が減らされていた。07年以前と13年の過少報告はないとしている。
 大阪府の街頭犯罪の認知件数は、統計を始めた00年からずっと全国最悪だった。過少報告が始まった08年は、悲願の汚名返上に向け、大半の署に街頭犯罪の専門班を設けるなど府警が取り組みを強化した時期だった。
 過少報告の約65%は街頭犯罪だった。そのうち自転車盗が半分以上を占め、車上狙い、部品狙いなどが続いた。すぐに自転車が見つかった自転車盗を省いたり、連続発生した車上狙いを1件に数えたりしていた。
 警察官は、街頭犯罪を少なくみせかけようとしたり、引き継ぎで独自の計上ルールを踏襲したりしたという。上司が指示した場合もあった。殺人事件9件を含め、単純な計上忘れもあった。
 過少分を反映すると、大阪府の街頭犯罪の認知件数は10〜12年、東京都と入れ替わり1位に戻る。10年にワースト1位返上を発表した際、府警は「行政や民間団体との協力が功を奏した」と対策の成果を強調した。大阪府は13年も最悪で、ワースト1位は一度も返上していないことになる。

2014年4月26日土曜日

“被害者”元警官の証言「仇」に…飲酒検知捏造事件、元警部補はなぜ「逆転無罪」になったのか


実に面白い構造ですね 
大阪府警VS大阪地検。

結果としては、
検察は大阪府警の追求をあきらめたようです。


一方、大阪府警は苦渋の決断だったのでしょう。


山下さんが無罪になったとしても、
警察一家お得意のえん罪手法が、

またまた白日の下に晒されるわけですから。
(対象が一般市民か警察官自身かだけですね。)


山下さんの疑惑に満ちた飲酒取締活躍にせよ、
いわゆる「自白」に基づいた調書に基づく地検による起訴にせよ、

警察と検察が
組織として腐敗の極みに達しようと
していることに
疑う余地はありません。



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
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飲酒運転のアルコール検知で数値を捏造(ねつぞう)したとして証拠隠滅の罪などに問われ、2審大阪高裁で逆転無罪判決を言い渡された大阪府警泉南署の山下清人元警部補(60)。逮捕から2年余り。検察側の上告見送りによって無罪が確定した。判決後の会見では安堵(あんど)の表情を浮かべるとともに、当初から自身を犯人視した捜査のあり方を厳しく批判した。これに対し、捜査関係者からは、複数の捏造疑惑が浮上しながら1件に絞り込んで立件した当時の捜査方針を「不十分だった」と悔いる声も上がる。そして、この1件で摘発されたのが元警察官。2審は元警察官の証言の信用性をことごとく否定したのだった。

「ボケ」「カス」暴言
 3月26日午前、大阪高裁1001号法廷。多数の府警関係者が傍聴に詰めかける中、黒いスーツ姿の被告人席の山下元警部補は、緊張した面持ちで静かに開廷を待った。
 「1審判決を破棄する。被告人を無罪とする」
 横田信之裁判長が判決の主文を読み上げると、証言台に立つ山下元警部補の表情がわずかに和らいだ。
 「家族や親戚(しんせき)に迷惑をかけたが、よく頑張ってくれた。支援してくれた方々に感謝しています」。山下元警部補は閉廷直後、大阪市内で開かれた会見で、無実を信じた身内や支援者への感謝の言葉を口にした。
 逮捕後の取り調べの状況については「容疑を否認すると『ボケ』『カス』などと乱暴な言葉を浴びせられた」「『悪いことをした汚い手で孫を抱くことができるのか』とまで言われ、精神的に参った」と苦い記憶を切々と語った。
 さらに、「やってもいない事実がつくり上げられ、何を言っても(捜査員に)信用してもらえなかった」と有罪ありきの強引な取り調べだったと非難。その上で「近年、府警ではさまざまな不祥事が発生している。今後は証拠に基づく適正な捜査を進めてもらいたい」と、府警にこれまでの姿勢を改めるよう求めた。

また、山下元警部補は起訴後の24年6月に懲戒免職処分を受けたが、会見では、復職を求め、府人事委員会に不服を申し立てていることも明らかにした。

「ビール飲んだ量違う」
 山下元警部補が問われた罪は、《23年9月29日午後2時ごろ、大阪府泉南市内でミニバイクに乗っていた市内の60代の無職男性に飲酒検査をした際、酒気帯び運転の摘発基準となる呼気1リットルあたり0・15ミリグラムのアルコールが検出されたとの書類を偽造した》という内容だった。
 実は摘発された男性は元警察官。飲酒後にバイクを運転したのは事実だった。山下元警部補の取り締まりに素直に応じた男性は略式起訴され、罰金刑が確定した。
 しかし、翌10月に罰金20万円を納付した際、岸和田区検で書類を確認したところ、「自分の申告と飲酒量が違う」ことが判明。男性が山下元警部補だけでなく、泉南署にも抗議したことで府警の捜査が始まった。山下元警部補は24年3月に逮捕、起訴された。
 男性は1審でも証言したが、その内容は極めて詳細で具体性に富んでいた。
 「摘発時に『約2時間前に350ミリリットルの缶ビールを1本飲んだ』と申告したが、山下元警部補は鑑識カードに『500ミリリットルの缶ビール』と記入した」
 「後で事実関係が違うと山下元警部補を問い詰めると、『先輩やから多めに書いておきました』と述べて土下座した」
 「『警察を辞める』と言う山下元警部補に『警察は辞めなくていいけど、罰金として払った20万円は返してほしい』と解決策を提示した。山下元警部補は自らの名刺を取り出し裏に『20万円』などと書いて支払いの約束をした」
 さらに、「(飲酒検知器の)作動音は一切聞こえなかった」とも証言した。

元警察官ゆえの不自然
 25年1月の1審大阪地裁判決は男性の証言をほぼ全面的に容認。山下元警部補があらかじめ「0・15ミリグラム」と印字された記録用紙を用意していたと判断し、懲役1年6月の実刑を言い渡した。
しかし、高裁判決は男性の証言に基づいた1審判決を根底から覆した。
 20万円を支払う約束をしたとの証言について、高裁は「重大な不正行為を行ったことを自ら認めるかのような、土下座をしての謝罪などという行動に出ること自体、唐突で不自然」と1審と真逆の判断を示した。
 また、「(摘発時に)飲酒検知器に対する知識がなく、音がするかどうか知らなかった」「飲酒検知器の音は当時一切聞こえなかった」とする男性の証言についても、「元警察官であって飲酒検知に立ち会った経験がある者の認識として合理的なものといえるか、疑問を感じざるを得ない」と、ことごとく信用性を否定した。

「上告理由見当たらず」
 大阪高検は判決後、最高検と協議し、上告するかどうかを検討。現職の警察官を起訴した「重要案件」であるだけに「上告して最高裁の判断を仰ぐべきだ」とする意見も上がったが、最終的に「上告理由が見当たらない」と断念した。
 ただ、ある捜査関係者は「山下元警部補の飲酒運転の取り締まりでは、ほかのドライバーから苦情が寄せられたこともあった。摘発の中身が不可解な点も多かった」と打ち明ける。
 当時の府警の調べによると、泉南署が23年に摘発した飲酒運転は79件。64署中30位だった前年を大きく上回る7位だった。しかも、山下元警部補は飲酒運転の取り締まりを専門にしていたとはいえ、79件のうち6割以上の51件が山下元警部補1人による手柄だった。
 府警は発覚当初、山下元警部補が飲酒検知で捏造を繰り返した疑いもあるとみて捜査を進めた。だが、結局は1件しか立件することができなかった。別の捜査関係者は当時の捜査方針をこう後悔する。
 「元警察官に対する嫌疑に絞って逮捕、起訴したが、ほかのドライバーに対する飲酒検知捏造の可能性については捜査が不十分だったと言わざるを得ない。複数の捏造が明らかになったならば、結論が変わっていたかもしれない」
 とはいえ、上告断念で無罪は確定した。もはや結論は変わりようがない。

2014年4月6日日曜日

警察組織の気持ち

今日も余談です。

古今東西、行政組織というものは、
最小の手間で課せられた任務を達成しようとします。

これは正常な思考行動様式ですね。


問題は、
腐敗した行政組織の場合、
その活動目的が
自己組織の勢力・予算の最大化
にすり替えられてしまうことです。


警察組織でいうならば
社会正義や市民生活安寧の実現を標榜しつつ、
自己組織保全を最優先で
課題に取り組むことになります。

交通安全の実現にいたっては
警察組織にもっとも利益が
もたらされるよう取締のみを実行し、
本当の交通安全実現などは
大義名分にすぎなくなるわけです。



今回紹介する公判となったネタ(交通違反系ではありません)から
明らかになるのは彼等の犯罪動機があきらかに

・捜査の効率・最短化(ようは手抜き)
・組織および自己保身

に起因しているという現実です。


もちろん、悪事に手を染める警察官は、20万人居るうちの
ごく一部の悪人だから、仕方ないという論調もあるでしょう。

確かに、警察官個人でみれば、
たしかにマジメな人がほとんどで、
悪人はわずかくらいしかいないのだと
ワタクシも思います。


しかしながら、

市民でなく、警察組織に対して
マジメだからこそ、
手抜きや保身がらみの
事件が発生するわけです。


個人の資質の左右されやすい
贈収賄事件で検挙されている方が
よほど気楽です。



そもそも、この手の事件で
裁判沙汰になるなど氷山の一角にすぎません。


監視機関が有名無実化しているので、
そもそも発覚さえしないのですから。


もし、第三者機関(あるいは本気出したの公安委員会、検察庁、裁判所)を
いれて徹底調査をすれば
いくらでも疑わしい事案は発覚するでしょう。


警察官個人の能力や性質の優劣ではなく、
警察組織そのものが
腐敗しつつあるにも関わらず、

社会システム全体でみても
腐敗を防ぐ仕組みが全く機能していない
(意図的にさせていない)
現実がいまここにあるということ
なのだと思います。


ですが、どの判決をみても
犯罪を実行した個人を断罪するだけで、
実行犯を育んだ警察組織そのものの
風土あるいは人事考課制度にまで
踏み込んだ判決をワタクシは
見たことがありません。


裁判所までこの調子ですから、
警察側からすればやりたい放題ですよね。

ばれたら個人数名に
引責させればよいのですから。



はー、警察幹部になれば笑いがとまらないでしょうね。
(特に交通違反検挙は。笑)


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「狂った時計」疑わなかった警察・検察のあり得ない“デタラメ捜査”…冤罪暴いた新人弁護士、推理小説さながらの「独自調査」

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130803/waf13080307000002-n1.htm



「気兼ね、恐れ、失望、告白…警察組織が嘘に嘘を重ね、バレるメカニズムとは」

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130706/waf13070618000029-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140101/waf14010104010004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140102/waf14010207010003-n1.htm


「また不祥事 5年計6500件、大阪府警が犯罪統計改竄…過少計上で治安良好演出か

2014年4月5日土曜日

また不祥事 5年計6500件、大阪府警が犯罪統計改竄…過少計上で治安良好演出か/大阪府警


今日は余談です。

すこし古いネタで恐縮ですが、2013年6月25日の大阪府警発表に、
いわゆる警察組織の思考・行動様式がみられましたので
彼等の異常な特性を理解するために記事にします。


まず、統計ごまかしの実行犯は50才巡査長。
しかし、あと10年ほど勤め上げれば
彼は退職金2000万(推定)ですよ?
50才で巡査長と言うことは出世とは無縁の方だったともいえます。

その彼が、なぜ彼個人の単独意志
免職相当の犯罪を犯しますか????

どう考えても、年下の上司からヤンヤヤンヤと
叱責(もしかすると指示)された結末がこれだったのだろうと思います。

・・・結果、可哀想に完全に組織の生贄に
されたのでしょう。


これは氷山の一角で
おそらく日本全国の警察署では
ここまででないせよ数字の調整は普通に行われているでしょう。


だって、少数ならばれないのですから。

なぜ?

彼等の手元にしかない数字で、
監視する機関が実質上存在しないからです。



この一方で、交通事故発生件数が減ると
この発生件数にもとづいて支給される
交通安全特別交付金が減らされるため
警察は事故件数の減少を本気で望めない
システムとなってしまっています。

そして、取締件数が減ると交通安全特別交付金そのものの
原資がなくなるので、この検挙件数も減らせません。

この歪んだ構図が、
現在の交通違反取締のほとんどが、
事故に直結しない安全な道路で
行われる所以になっています。


なぜこんな構図がまかり通るか?

監視する機関が実質上存在しないからです。


都道府県公安委員会の委員選定を
選挙制にするだけでも
ずいぶん変わると思いますけどね。

とにもかくにも
現在の取締方式に一人でも多くの人が
異議をとなえなければ
改革など始まらないでしょう!

納得いかない取締には、
手順をまもってきっちり否認を!


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5年間で計約6500件除外
 大阪府警は25日、虚偽調書の作成や証拠品の捏造(ねつぞう)など不祥事が相次いで発覚した堺署で、平成20~24年の犯罪統計が改竄(かいざん)され、刑法犯認知件数が過少に計上されていたと発表した。刑事課に勤務していた50代の男性巡査長が意図的に資料を府警本部と警察庁に送らず、5年間で計約6500件を除外していたという。
 窃盗や傷害などの刑法犯の認知件数は体感治安の目安として各都道府県警が公表している。防犯対策にもかかわる重要指標での不正発覚は、全国的にも極めて異例だ。
何か貢献したかった…軽微な犯罪間引く
 多くの街頭犯罪の発生件数が全国ワーストの大阪では、抑制策が全署的な課題になっている。巡査長は「私にできることはそれくらいしかなかった。何か貢献したかった」と改竄を認めており、府警は管内の犯罪件数を少なくみせかけようとしたとみて巡査長の処分を検討する。
 捜査関係者によると、刑法犯の認知件数は、各警察署が事件ごとに作成した「認知票」のデータを府警本部と警察庁に送り、カウントする仕組み。

 巡査長は同署が管轄する堺市堺区内の認知件数を少なく見せかけるため、毎年1千件前後の認知票を送信していなかった。主に器物損壊事件や自転車盗など、軽微な犯罪を間引いていたという。
署員が認知件数少ないことに気付き
 巡査長が集計にかかわった20~24年の堺署管内の認知件数(公表値)は、20年=3427件▽21年=3141件▽22年=2552件▽23年=1570件▽24年=1775件。
 ほぼ毎年件数を減らし、特に20年と23年の減少率は約25%と40%近くで、府警全体でもトップクラスだった。昨年、署員が認知件数が少ないことに気付き、不正が発覚した。
 巡査長が改竄を始めた20年は、ひったくりをはじめとした街頭犯罪の「全国ワースト返上」が府警の最重要課題になっていた。巡査長は、当時の署幹部から街頭犯罪抑制の指示を受け、過少計上を思い立ち、一人で実行したという。
 堺署では、留置場で起きた公務執行妨害事件をめぐり、複数の署員が虚偽調書を作成していた問題が今月に入って発覚。元警部補による証拠品の注射器捏造も明るみに出た。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130625/waf13062515180014-n1.htm


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2014年3月26日水曜日

飲酒数値捏造、元警部補に逆転無罪…大阪高裁/大阪府警

これはこれは興味深い権力闘争ですね。

飲酒運転者の検挙が得意と言い切って単独検挙をおこなってきた山下容疑者。


ある日被検挙者からの抗議をうけて
速攻トカゲの尻尾切りに走った大阪府警。

大阪警察&検察庁の十八番である偽造調書を華麗に作成して検察が起訴。
・・・・そして高等裁判所は無罪判決。

なんだこの茶番劇・・・・・w


まあ、今回の場合、検察と警察のいつものサクセスストーリーに
安易に乗っからなかった高等裁判所をほめてあげるべきでしょうか。


・・・てか、検察は控訴するんですかね???

まさかこのまましれっと。。。。


当然、山下容疑者を控訴しない場合は、
今回の供述調書を作成した係官全てを
公文書偽造罪で告発するんですよね??

ね、検察さん?



あと、山下清人容疑者がいかに優れた警察官で在ったかは
下記をご参照下さい。

彼の検挙実績から鑑みると、なかなか野心的な人物のようですね。
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/2bf22897a9758beb090e378619a2d19b


捜査書類偽造:署の飲酒運転検挙の目標達成のため犯行か

大阪府警泉南署交通課の警部補、山下清人(きよと)容疑者(57)が飲酒運転の捜査書類を偽造したとして逮捕された事件で、同署が昨年1年間で飲酒に絡んで検挙した件数が、府警全64署中で7位と前年の30位から急上昇していたことが、府警への取材でわかった。


検挙目標は署ごとに設定される。

山下容疑者は現場責任者で、昨年は過去最多の「交通死亡事故多発警報」が知事から出ていたことから、府警は山下容疑者が同署の目標達成のために書類を偽造した可能性もあるとみて調べている。
府警によると、大阪は昨年1年間で飲酒死亡事故が21件で全国最悪だった。
多発警報も計4回出され、府警本部は飲酒運転の取り締まり強化を各署に指示していた。
同署の飲酒運転の検挙数は79件で前年の36件の倍以上に急増。
このうち、6割以上となる51件が山下容疑者の実績だった。
山下容疑者は昨年9月29日、飲酒検問で60代の男性の呼気を検知器で測定した際、アルコール数値を水増ししたとして逮捕された。
この時期は、秋の全国交通安全運動の期間中で、府知事から4回目の多発警報が出された直後だった。
飲酒検問は複数の警察官でするケースがほとんどだが、山下容疑者は「特技を生かしたい」と志願し、1人で飲酒検問していたという。
一方、府警は7日、山下容疑者を大阪地検に送検。
この日は、事件を受けて府警全署の交通課幹部ら約200人が集められ、違反者の面前で飲酒検知を行うことや
複数の警察官で検挙することなど、再発防止に向けた基本事項が確認された。
また、7日までに事件に絡む計約180件の意見や苦情が寄せられた。
毎日新聞 2012年3月8日 2時30分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308k0000m040125000c.html



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無罪判決の原文こちら
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140326-OYO1T00408.htm?from=top


飲酒運転の取り締まりでアルコールの検出数値を捏造ねつぞうしたとして、証拠隠滅罪などに問われた大阪府警泉南署の元警部補・山下清人被告(59)(懲戒免職)の控訴審判決で、大阪高裁は26日、懲役1年6月(求刑・懲役3年)の実刑とした1審・大阪地裁判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。横田信之裁判長は「飲酒検知の対象になった男性の供述の信用性には疑問が残る」と述べた。
 山下被告は、大阪府泉南市内で2011年9月、ミニバイクを運転していた男性を交番に任意同行した際、用意していた呼気1リットル中0・15ミリ・グラムのアルコールが検出されたとする測定器の記録紙を示し、呼気を測定せず交通違反切符を作成したとして起訴された。
 山下被告は1審、控訴審を通じ、「数値を捏造したことはない」と無罪を主張。昨年1月の1審判決は、「交番で呼気を測定する際、検知器の作動音がしなかった」とする男性の証言などを踏まえ、山下被告は呼気を測定しなかったとした。
 これに対し、横田裁判長は「男性は当初、作動音がしなかったことを警察に言わなかった」などとし、「1審判決は供述の変遷を検討しておらず、不合理な点がある」と指摘した。
 山下被告が、測定手続きに疑念を持った男性から罰金相当額の返済を求められ、名刺の裏に「約束は守る(20万)」と書いて渡したことについて、1審判決が「検知を偽装した負い目」と認定した点は、「その場をおさめるために渡したという被告の説明は不自然とはいえない」と述べた。
 閉廷後、山下被告は取材に「男性に土下座したとするうその供述調書も作成された。捜査機関が作ったストーリーの誤りが認められ、ほっとした」と話した。起訴後の12年7月には懲戒免職処分取り消しを求め、府人事委員会に不服を申し立てているという。
 府警は「詳細を承知していないのでコメントを差し控えたい」としている。
(2014年3月26日  読売新聞)

2013年12月3日火曜日

警察官11人、捜査の実績水増しなどで書類送検/大阪府警


この手の記事をみるたびに思います。

捜査の簡略化=捏造は
日常的に行われていて、
今回の件など氷山の一角なんだろうと。

だって、警察組織には
公安委員会という管理組織は名前上ありますが、
まったく機能していないのですから。

今回は検察庁からの指摘のようですが
どこまでホントか疑わしいモノです。


そういう権力の拮抗がない組織で、
末端の現場警察官は
検挙件数至上主義(人事考課)に
追い回されるわけですから、
書類偽造が横行するのはもはや必然でしょう。

むしろきちんとやっている人ほど、
件数が稼げないから出世もできないわけです。

民間企業に業務監査を委託すれば
ワタクシの推理が正しいことが証明されるとおもいます。



まあ、そんなことは誰にでも分かるわけですが、
旧態依然とした組織制度をまったく改革する勇気がないところが
警察組織=官僚組織の性なのでしょうね。


特に、交通違反検挙制度については
人事考課制度から交通違反検挙数をなくしてしまえば
あっというまに検挙件数は下がるのでしょうね。

もちろんそのためには、
交通安全対策特別交付金制度

=反則金収入700億円/年が、
各都道府県警察の交通安全対策予算
(ガードレールとかミラーとかの道路工事費用)
に振り分けられる仕組み

をなくす必要がありますけどね・・・。

ま、濡れ手の泡みたいな金ずるを捨てる勇気は
警察官僚にはないでしょうな。。。。



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捜査の実績を水増ししたり、適切な取り締まりを装ったりするため虚偽の捜査書類を作成したとして、大阪府警は27日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、当時の都島署や南堺署の警部補ら11人を書類送検した。
 このうち警部補3人を減給10分の1(3か月)などの懲戒処分、巡査部長ら8人を本部長訓戒などの処分とした。警部補のうち2人は同日付で依願退職した。
 検察の指摘がきっかけとなり、今年7~8月に表面化。虚偽書類の作成は当初、計3事件とみられていたが、捜査の過程で同様の事案が次々に明らかになり計8事件に上った。
府警は捜査結果への影響はなかったとしている。
 都島署では、地域課の警部補(38)ら4人が昨年11月と今年2月、職務質問で窃盗事件2件の容疑者を確保したとする虚偽の捜査書類を作成した疑い。実際は一般人らが見つけ、通報していた。
 警部補は「普段から実績が低調だと上司から言われていた」と供述。職務質問による摘発は以前から地域警察官の現場で高く評価されていた。

 南堺署では、交通課の警部補(49)ら7人が昨年4月~今年4月、堺市南区で発生した道交法違反事件6件で、速度超過を取り締まる機器の設置状況の報告書など計10件に、別の日に現場で撮影した写真を添付するなどして改ざんした疑い。
 7人は事件当時、現場の写真をほとんど撮影していなかった。否認事件となり書類送検の必要性が浮上。写真を添付し、取り締まりの公平性を装ったとみられる。
 府警は監督責任を問い、それぞれの署で当時上司だった警部2人も所属長注意とした。平井公雄監察室長は「捜査の基本を逸脱する行為で、再発防止に努める」としている。

2013年6月18日火曜日

悪質ドライバー 41人を一斉逮捕 大阪府警

揚げ足取りのような交通違反で
切符を切られてしまった皆さん。

この程度で逮捕されてしまっては
費用対効果的に悪すぎます。

ここはおとなしく反則金を・・・。

ではなく、

不当な取締であったなら
ルールを守って正しく否認しましょう。

それだけで、
警察OBを潤すだけの
反則金を支払う必要は
なくなりますから。


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交通違反の反則金を納めず、再三の呼び出しにも応じなかったとして、府警交通指導課は12日、道交法違反容疑で、21~70歳の男女41人を一斉に逮捕したと発表した。
 府警によると、逮捕容疑の内訳は速度超過(15人)▽信号無視(15人)▽運転中の携帯電話使用(4人)-など。複数の違反を重ねたのは15人だった。
 ほかに罰金を納付しなかった22~68歳の男女23人も大阪拘置所などに収容した。罰金の最高額は50万円。罰金を払えなかった8人は1日5千円の労役についた。
 府警は悪質ドライバーの「逃げ得」を防止するため年に3回、一斉摘発を行っている。

2012年11月19日月曜日

事件処理急ぐため助手席の妻に反則切符/大阪府警


本件で、最も貧乏くじを引いたのは丸谷さんですね。


勤務評価(違反検挙数の達成)に追われ、
カモとの密約はあっさり裏切られて密告される。

そして、ご本人の依願退職で手打ちした感を
醸し出す警察・検察という行政組織。

全てが茶番。
トカゲのしっぽ切りとは、
まさにこのことですね。


マジメな人間がミスをした瞬間、
全ての責任を個人で
とらされる社会や組織。



なぜ丸谷さんが、
そうしてまで交通違反切符の作成を欲したか?
に踏み込まない検察・裁判所。

「めんどくさかったから」
という警察や検察作の
偽装調書鵜呑みにして、
真実の追求を促さない
裁判所の姿勢。

いったい、この世のどれだけの事件が、
警察・検察・裁判所にとって
「処理が素早い」
「都合がよい」
ように着地したいためだけに、
真実を解明されないまま、
黙殺されてきたのでしょうか??



やっぱり、この国の行く末が
ことごとく心配になります。。。。



余談ですが依願退職って、
退職金もでるし、再就職も斡旋はしてもらえるようですね。

詳細は下記で。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%AE%98%E3%81%AE%E6%87%B2%E6%88%92%E5%87%A6%E5%88%86#.E4.BE.9D.E9.A1.98.E9.80.80.E8.81.B7.E5.BE.8C.E3.81.AE.E5.86.8D.E5.B0.B1.E8.81.B7




取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi

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2012.10.22 23:22
 信号無視をした車の運転者でなく、同乗の妻に交通反則切符を交付したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた大阪府警大正署の元巡査長、丸谷充紀被告(33)=依願退職=の初公判が22日、大阪地裁(登石郁朗裁判長)で開かれ、丸谷被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 検察側は「職務の重大性を省みない悪質な犯行」として懲役1年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて即日結審した。判決は11月16日に言い渡される。
 起訴状などによると、今年3月11日に大阪市大正区で信号無視した男性が免許証を携帯していなかったが、丸谷被告は免許証の取得の有無を照会する手間を省こうと、妻に反則切符を交付したとされる。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121022/waf12102223280022-n1.htm

2012年11月10日土曜日

呼び出し無視…悪質交通違反者59人逮捕 大阪府警

毎度の報道ですが、下記の事実を改めて申し上げます。

反則金を支払わないことが
逮捕の要件にはなりません。

スピード違反を代表とする交通違反取締りを、
ただの集金目的としてしまった
腐敗行政組織である警察を相手に
闘うならばそれなりの作法があります。

それさきちんとまもれば、
逮捕されることなどあり得ません。

お作法を知りたい方は
今すぐ下記ブログへ!
取締り110番道交法違反・交通違反で否認を貫き警察と闘うブログ
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi


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2012.11.7 17:05


 大阪府警交通指導課は7日、再三の呼び出しに応じなかったとして、10月30日から11月5日にかけて、悪質な交通違反者59人を道交法違反容疑で逮捕したと発表した。府警は出頭を促すため、悪質違反者に対して逮捕状の一斉執行を予告していたが、出頭してきたのは2人だけだったという。
 同課によると、逮捕容疑の内訳は、速度超過(25人)▽信号無視(16人)▽運転中の携帯電話使用(4人)など。
 また、このほかに罰金を納付しなかった31人の収容状も執行。うち4人は罰金を払えず、大阪拘置所で1日5000円換算の労役についた。罰金の最高額は70万円だった。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121107/crm12110717060021-n1.htm

2012年6月13日水曜日

阪神高速環状線をサーキットに 「覆面男」が190キロで暴走 / 大阪府

さすが我らの大阪府高速隊、ホントに危ないドライバーを
検挙するなんて、やるじゃないですか!!

なんて、今回はほめてあげようとおもったら、

阪神高速でエンジントラブルを
起こした男の車を旭署員が発見した。


・・・彼のマシントラブルがなければ、
捕まえることはできなかった可能性が
あるわけですね・・・。

ワタクシ個人といたしましては、
無辜のどうでもよい表面上の違反を効率良く検挙するより
本当に危ないドライバーをじっくり検挙する方が
警察の交通違反取締りに対する、
ワタクシ達の理解が得やすいと思います。

みなさんはどうお感じでしょうか?


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大阪府警高速隊は13日、覆面で顔を隠し、阪神高速環状線を約190キロで走行したとして、道交法違反(速度超過)などの疑いで大阪市の内装工の男(24)=道交法違反罪などで起訴=を追送検した。

 高速隊によると、男は速度違反自動監視装置に写らないよう、帽子やネックウオーマーで顔を隠して運転。「仕事のストレス発散で、環状線をサーキット代わりにしていた」と供述している。

 追送検容疑は昨年12月、ナンバープレートを外した乗用車で、環状線を4回にわたり、制限速度(60キロ)を超えた約140~190キロで走行したなどの疑い。

 今年3月、阪神高速でエンジントラブルを起こした男の車を旭署員が発見した。ナンバーがなかったため捜査を開始。環状線を160キロ以上で走行していたことが判明し、5月に道交法違反などの疑いで逮捕していた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/06/13/kiji/K20120613003459710.html

2012年3月10日土曜日

大阪府警、またまたねつ造…証拠品の吸い殻紛失で拾ったものを代用

紛失したことを正直に申告することで、
組織からの大叱責を恐れたのでしょうね。

彼のような警察官ばかりとは思いませんが、
彼が唯一の存在でもないでしょう。

警察とはそう言う組織と文化をもっており、
自分や組織が叱責をうけないためならば
証拠の捏造は日常的におきる組織風土
だということを、我々は肝に銘じるべきですね。

ことさら交通違反取締りには
証拠品すら必要ありませんので、
犯罪の捏造などいともたやすいことです。


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ
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大阪府警福島署の刑事課長だった男性警部(55)が、強盗強姦(ごうかん)事件の証拠品のたばこの吸い殻が紛失していることを知り、無関係の吸い殻を代用品として用意していたことが8日、府警観察室への取材で分かった。府警は証拠隠滅容疑などで立件し、処分する方針。府警では、泉南署交通課6 件の警部補が、飲酒検査で数値を水増しして6日に逮捕されたばかりで、相次ぐ捏造(ねつぞう)発覚となった。
 なくなったのは、2003年3月に大阪市内で起きた強盗強姦事件の現場に落ちていた吸い殻。遺留品とみられていた。
 警部は昨年8月ごろ、紛失を知り、無関係の吸い殻を用意。部下の警部補(45)に証拠品として保管するよう指示した。警部は府警の調査に「自宅近くの路上で同銘柄の吸い殻を拾った」と説明。紛失時期は不明で、用意された吸い殻は、実際に保管されていた。
 一方、府警は8日、同事件で大阪府阪南市の会社員・森山良樹容疑者(39)を逮捕した。容疑を否認している。森山容疑者は別の傷害容疑で取り調べを受け、指紋が強盗強姦事件の現場のものと一致したことが、2月9日に判明。鑑識課が証拠品を保管している福島署に連絡した。
 捜査の進展を知った警部は翌10日、「(吸い殻が)違う人に結びつくかもしれない」と誤認を恐れ、捏造を告白した。証拠品管理状況などを調べる監察が昨年10月にあり、紛失が発覚しないように捏造したと説明。結局、その監察では発覚しなかった。
 警部は現在、大阪市内の別の署の地域課に勤務。取材に対し「なぜあんなことをしたか今は言えない。(紛失経緯は)知らない」などと話した。府警は警部と警部補を、証拠隠滅容疑などで書類送検し、処分する方針。
 6日には、泉南署の警部補・山下清人容疑者(57)が、飲酒検査の際、アルコール量の数値を水増しして書類に記入し、証拠隠滅容疑で逮捕されたばかり。1月には八尾署の警部補らが証拠品の木刀を紛失したと思い込み、署の道場の似た木刀を証拠品とすり替え、書類送検された。事件捜査で最重要な証拠や資料に、手を加える行為が相次いで発覚している。
 元最高検検事の土本武司・筑波大名誉教授は「証拠品は捜査官には唯一無二の宝物。その感覚が薄いのでは」と指摘。「全国の捜査機関の信頼に影響し、裁判所にも疑われ、立証に手間、時間がかかる。証拠品の内部管理の問題として済まされるレベルではない」と、厳しく批判していた。一方、ある府警幹部は「なくしたなら、そう言えばいいだけなのに…」と困惑した様子だった。

2012年3月6日火曜日

大阪府警:飲酒運転書類捏造容疑で警部補を逮捕


検挙数達成を組織から強要されていなければ、
飲酒運転の証拠を捏造するリスクを冒すメリットなど
山下清人警部補にあるはずはありません。



交通違反取締りを行う現場警察官の全てが
山下清人警部補のように、
ノルマを達成したいがためだけに
証拠を捏造するような
卑小な人間はないでしょう。

ですが、卑小な人間が彼だけであると
断言することも
また不可能でしょう。


つまり、現在の警察官の人事考課システムが
変化しない限り、このように証拠を捏造したり、
取締り易いだけを理由に、加罰的違法性が
極めて少ない違反を検挙しまくる警察官は
存在し続けるでしょう。

むしろ、ワタクシ達多くの一般ドライバーを
検挙しまくる多くの警察官は
山下警部補予備軍と
表現して過言ではありません。


あきらかに本来守るべき目的を見失っている
現在の交通違反取締りシステム。

それでもみなさんは
理不尽な取締りに遭遇しても
切符に署名されるのでしょうか?

・・・・それとも?


取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ 


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飲酒取り締まりの際、検知されたアルコールの数値を水増しして捜査書類を作ったなどとして、大阪府警は6日、泉南署交通課の山下清人(きよと)警部補(57)を虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の疑いで逮捕、同署を家宅捜索した。府警によると、山下容疑者は「捏造(ねつぞう)は一切していない」と否認している。同容疑者の飲酒・酒気帯び運転の検挙数は署全体の6割以上と突出しており、府警は他に偽造した疑いもあるとみて追及している。


逮捕容疑は昨年9月、同府泉南市のJR新家(しんげ)駅前で、原付きバイクを運転していた60代の無職男性を飲酒検問した際、基準値(呼気1リットル中0.15ミリグラム)を超えるアルコールが検出されたように捜査書類を偽造し、道交法違反(酒気帯び)容疑で検挙した、としている。飲酒の検知作業は違反者の目の前で実施する決まりだが、山下容疑者は検知器が男性から見えないようにしていた。

検知器は日時と共にアルコール量が印字される仕組み。府警は、山下容疑者が自ら飲酒し、検知器の時計機能を操作した上でアルコールを検知させ、事前に基準値以上の数値が記録された用紙を準備していたとみている。
この男性が昨年10月に略式起訴された際に捜査書類を確認し、飲んだ缶ビールの量が水増しされていたことに気づいた。男性は免許停止の通知を受けて同署に抗議し、事件が発覚。別の男性も酒量が水増しされたと訴えており、府警が全容解明を急いでいる。
南野伸一・府警監察室長は「厳正に対処するとともに早急に再発防止に努めたい」とコメントした。【稲垣淳】

2012年1月11日水曜日

オービスにVサイン、速度超過常習 大阪府警、容疑の男逮捕


オービスによる検挙は、
写真という物証をともなうため、
否認をしたところで起訴される可能性が高くなります。

裁判所が警察の追認機関でしかない
我が国においては、
例え正統な理由で争ったとしても、
客観的な物証がなければ、
無罪判決がでる可能性は極めて
難しい事案となります。


しかし、特に大都市圏において、
移動するオービスはほとんどありませんので、
事前に設置場所さえ把握しておけば
検挙を100%防ぐことができます。

正式裁判にて、
「現代日本における速度制限自体がおかしい!」
と物申したい方以外は、
このような行為は避けることをお勧めします。

例えバイクであっても、回数を重ねればこのように
暇で仕方がない警察に追いかけ回されますので。

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速度違反自動監視装置(オービス)が設置された国道で大型バイクに乗って速度超過をしたとして、大阪府警交通指導課は10日、大阪府箕面市西宿2の美容院経営、岡畠道浩容疑者(50)を道交法違反の疑いで逮捕した。
 バイクは前にナンバープレートがなく、オービスでの摘発は難しい。
 同課によると、昨年12月までの約2年間に同府豊中市の国道423号のオービスに計19回、ハーレー・ダビッドソン社製のバイクに乗る同容疑者とみられる男が写っており、Vサインをする画像もあったという。
 このため府警は待ち伏せ捜査を実施。速度超過する似たバイクのナンバーを突き止め、ヘルメットの特徴などから岡畠容疑者を特定した。同容疑者は「ナンバーが写らないので捕まらないと思った」と供述している。


2012/1/11 2:23 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E3E2E2E08B8DE3E2E2E3E0E2E3E09391EAE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5

2011年7月29日金曜日

交通事故死、全国で最悪…大阪

府警交通総務課は26日、府内で今年上半期(1~6月)、交通事故による死者が全国最悪の111人(前年同期比25人増)に上ったと発表した。
今月25日まででも全国ワースト1の120人(同22人増)で、府警は、信号無視や速度超過などの悪質行為を厳しく取り締まる方針。
府警によると、今年上半期は死亡事故の急増に歯止めが掛からず、「死亡事故多発警報」を3回も発令するなど異例の事態。特徴として、前年はゼロだった複数の死者が出る事故が多く、6件で計13人が死亡。ほかに信号のある交差点の事故で45人(同14人増)、30キロ以上の速度超過による事故で14人(同8人増)がそれぞれ死亡している。
また、飲酒運転による犠牲者も9人(同4人増)と4年ぶりに増加しており、府警は飲酒検問などでの取り締まりも強化する。
年間を通じて全国ワースト1を記録すれば、1966年以降で初めてとなるため、府警は「取り締まり強化でマナーアップを図り、悲惨な事故を少しでも減らしたい」としている。
(2011年7月27日 読売新聞)より引用

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死亡事故は、65才以上の運転者、夜間、交差点という条件で多く発生しています。
休日の早朝や見通しのよい幹線道路の直線ではそうそう発生しません。
大義名分を振りかざしておこなう警察の交通違反取締ですが、
皆様よくご存じのように、
その実施場所から考えると
死亡事故を減らす気など毛頭ないことが
自ずと導かれます。
(信号無視も死亡事故の多い交差点で実施しないと意味がない。)

みなさんは、こんな状況でも
「めんどくさいから・・・」と
反則金をおとなしく払いますか?


元警察官が語る、交通違反取り締まり時の言い訳・言い逃れベスト5

すばらしい記事です!! 提灯記事を専門とするサラリーマン記者諸君には どんどん真似をするべきでしょう。 利害が相対する一方の立場の発言を 裏取りや調査もせず ただ聞いたことを記事にして 交通安全を声高に叫ぶ!    すばらしいw ...