2014年3月26日水曜日

飲酒数値捏造、元警部補に逆転無罪…大阪高裁/大阪府警

これはこれは興味深い権力闘争ですね。

飲酒運転者の検挙が得意と言い切って単独検挙をおこなってきた山下容疑者。


ある日被検挙者からの抗議をうけて
速攻トカゲの尻尾切りに走った大阪府警。

大阪警察&検察庁の十八番である偽造調書を華麗に作成して検察が起訴。
・・・・そして高等裁判所は無罪判決。

なんだこの茶番劇・・・・・w


まあ、今回の場合、検察と警察のいつものサクセスストーリーに
安易に乗っからなかった高等裁判所をほめてあげるべきでしょうか。


・・・てか、検察は控訴するんですかね???

まさかこのまましれっと。。。。


当然、山下容疑者を控訴しない場合は、
今回の供述調書を作成した係官全てを
公文書偽造罪で告発するんですよね??

ね、検察さん?



あと、山下清人容疑者がいかに優れた警察官で在ったかは
下記をご参照下さい。

彼の検挙実績から鑑みると、なかなか野心的な人物のようですね。
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/2bf22897a9758beb090e378619a2d19b


捜査書類偽造:署の飲酒運転検挙の目標達成のため犯行か

大阪府警泉南署交通課の警部補、山下清人(きよと)容疑者(57)が飲酒運転の捜査書類を偽造したとして逮捕された事件で、同署が昨年1年間で飲酒に絡んで検挙した件数が、府警全64署中で7位と前年の30位から急上昇していたことが、府警への取材でわかった。


検挙目標は署ごとに設定される。

山下容疑者は現場責任者で、昨年は過去最多の「交通死亡事故多発警報」が知事から出ていたことから、府警は山下容疑者が同署の目標達成のために書類を偽造した可能性もあるとみて調べている。
府警によると、大阪は昨年1年間で飲酒死亡事故が21件で全国最悪だった。
多発警報も計4回出され、府警本部は飲酒運転の取り締まり強化を各署に指示していた。
同署の飲酒運転の検挙数は79件で前年の36件の倍以上に急増。
このうち、6割以上となる51件が山下容疑者の実績だった。
山下容疑者は昨年9月29日、飲酒検問で60代の男性の呼気を検知器で測定した際、アルコール数値を水増ししたとして逮捕された。
この時期は、秋の全国交通安全運動の期間中で、府知事から4回目の多発警報が出された直後だった。
飲酒検問は複数の警察官でするケースがほとんどだが、山下容疑者は「特技を生かしたい」と志願し、1人で飲酒検問していたという。
一方、府警は7日、山下容疑者を大阪地検に送検。
この日は、事件を受けて府警全署の交通課幹部ら約200人が集められ、違反者の面前で飲酒検知を行うことや
複数の警察官で検挙することなど、再発防止に向けた基本事項が確認された。
また、7日までに事件に絡む計約180件の意見や苦情が寄せられた。
毎日新聞 2012年3月8日 2時30分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308k0000m040125000c.html



取締り110番 道交法違反・交通違反で否認を貫き 警察と闘うブログ
http://blog.goo.ne.jp/rakuchi


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無罪判決の原文こちら
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140326-OYO1T00408.htm?from=top


飲酒運転の取り締まりでアルコールの検出数値を捏造ねつぞうしたとして、証拠隠滅罪などに問われた大阪府警泉南署の元警部補・山下清人被告(59)(懲戒免職)の控訴審判決で、大阪高裁は26日、懲役1年6月(求刑・懲役3年)の実刑とした1審・大阪地裁判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。横田信之裁判長は「飲酒検知の対象になった男性の供述の信用性には疑問が残る」と述べた。
 山下被告は、大阪府泉南市内で2011年9月、ミニバイクを運転していた男性を交番に任意同行した際、用意していた呼気1リットル中0・15ミリ・グラムのアルコールが検出されたとする測定器の記録紙を示し、呼気を測定せず交通違反切符を作成したとして起訴された。
 山下被告は1審、控訴審を通じ、「数値を捏造したことはない」と無罪を主張。昨年1月の1審判決は、「交番で呼気を測定する際、検知器の作動音がしなかった」とする男性の証言などを踏まえ、山下被告は呼気を測定しなかったとした。
 これに対し、横田裁判長は「男性は当初、作動音がしなかったことを警察に言わなかった」などとし、「1審判決は供述の変遷を検討しておらず、不合理な点がある」と指摘した。
 山下被告が、測定手続きに疑念を持った男性から罰金相当額の返済を求められ、名刺の裏に「約束は守る(20万)」と書いて渡したことについて、1審判決が「検知を偽装した負い目」と認定した点は、「その場をおさめるために渡したという被告の説明は不自然とはいえない」と述べた。
 閉廷後、山下被告は取材に「男性に土下座したとするうその供述調書も作成された。捜査機関が作ったストーリーの誤りが認められ、ほっとした」と話した。起訴後の12年7月には懲戒免職処分取り消しを求め、府人事委員会に不服を申し立てているという。
 府警は「詳細を承知していないのでコメントを差し控えたい」としている。
(2014年3月26日  読売新聞)